郵趣アラカルト館

切手や郵便物など郵趣の面白さと楽しさを見て頂くためのアラカルト(一品料理で、逸品ではありませんが)をブログで紹介します。

切手でみる「黄道十二宮」

2014-12-27 | 切手作品

切手でみる「黄道十二宮」=「サイン」(西洋占星術)

 十二宮や黄道十二宮と言われる西洋占星術(サイン)の切手が世界各国から発行されています。その図案は国によってさまざまですが(デザイナーによって様々が正しいかも知れませんが・・)、いろいろなデザインが楽しめますので手元にあるもので一寸ご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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     最後の亥(いのしし)を見て下さい。牙(きば)がないのです。日本と二、三の国を除いて、どこの国の猪にも牙が無く、諸外国のデザイナーは猪とブタの区別がつかないのかと思っておりました。

 しかし、最近、外国の「十二支の亥」は、猪でなく「ブタ」である事を知り、自分の浅はかさを笑った次第です。 「十二支」のwikipediaからの引用ですが、「十二支の国による相違」は、

・亥に当てられるのは本来、ブタであり、日本のいのししが特殊である。

・ベトナムでは丑は水牛、卯は猫、未は山羊に変わる。

・タイでは未は山羊に変わる。

・モンゴルでは寅の代わりに豹を用いることがある。

・インドでは酉(取り、鶏)はガルダ(インド神話の神鳥)に、アラビアでは辰(たつ、龍)はワニに、イランでは辰(たつ、龍)はクジラに、ブルガリアでは虎(トラ、虎)は猫にと書かれており、所(ところ)変われば、品変わるで、干支(えと)は国によっていろいろと置き換わる様です。                             (終)                           


太平洋戦争「玉砕の戦場」

2014-12-05 | 太平洋戦争

切手で綴る「玉砕の戦場」

 天皇陛下の慰霊訪問で脚光をあびたペリリュー島ですが、太平洋戦争で玉砕した島嶼や戦場は沢山あり、切手でその「玉砕」の惨禍を17枚のリーフで綴りました。(ペリリュー島は11番目のリーフです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 テレビのNHKスペシャル「狂気の戦場・ペリリュー島」と言う番組で、生き残ったアメリカ兵が「瓶の中にサソリとサソリを入れて、殺しあう様な地獄の戦争」と言っていましたが、何とも悲惨な戦闘でした。

 

 

 

 

 

 

 

 戦争は悲惨である。戦争では抵抗しようもない国民の義務として戦地に送られ、国の為に義務を尽くした英霊に、深甚な敬意を払わずにはいられない。

 70年前の敗戦の廃墟の中から起ち上がり、今日の平和な日本があるが、私達はあの悲惨な戦争を忘れないようにしたいものです。                 (完)

 


切手で見る「ドイツ近世小史」

2014-06-19 | ドイツ近世の人物史

  ドイツ近世(16~19世紀)の歴史を造り、時代を動かした人物をトピカル風に綴りました。先人の功績からドイツ近世を面白く探ることが出来れば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

こうした背景があって、20世紀に入り、第一次世界大戦へと繋がります。

(終)  

 


切手で見る「ドイツ近世の思想家、文学者、画家」

2014-06-13 | ドイツ近世の人物史

 ドイツ近世(16~19世紀)の文化・芸術の発展に影響を与えた思想家、文学者、画家、そして世界の交流や郵便の発達に係わった人達20人をトピカル風に綴りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


切手で見る「ドイツ近世の音楽家」

2014-05-16 | ドイツ近世の人物史

  ドイツ近世(16~19世紀)の音楽の発展に影響を与えた音楽家17人をトピカル風に綴ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


切手でみる「ドイツ近世の科学者」

2014-05-16 | ドイツ近世の人物史

 ドイツ近世(16~19世紀)の科学と技術の発展に影響を与えた科学者40余人をトピカル風に綴ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


或る海軍航空士官の記録

2013-12-24 | 太平洋戦争

  『永遠の0』を涙しながら観ました。感動的な後世に伝えたい素晴らしい傑作です。映画を浅薄な創作と評する人もいるが、映画の主人公が守ろうとした「日本人の魂」は、愛する人の為に身命を賭して戦った多くの将兵に共通する事実で、後世に伝えたいテーマである。

 

  私の切手作品集のルーツである「或る海軍航空士官の記録」(2001年作)を思い起こし、その主人公の「日本人の魂」を紹介して見たい。

  17才で海軍兵学校に入校し、3年6ヶ月の兵学校生活と訓練の様子、そして筑波航空隊での飛行猛訓練を終えて戦場へ。遺書も書かず、特攻支援で戦死された或る海軍航空士官の5年間の両親への書簡集です。

  

 一言の不平もいわず、ことあげもせず、ただ黙々と国の為に義務を尽くす彼の敢闘精神は見事で、その犠牲に対し深甚な敬意を払わずにはいられない。そして、悠然と死地に赴き散った彼の最後のドラマを書かせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   太平洋戦争では、北の海に、南の空に余りにも多くの有為の青年が散っていった。   身命を賭して戦った多くの将兵の犠牲、銃後の国民が払った物心両面の痛手。生き残った人達は「国の為にと言う使命感」で、敗戦の廃墟の中から起ち直り、民主主義的な国家を再建し、血と汗と努力の結晶で繁栄の道を進み、今日の平和な日本がある。戦争は遥か昔の物語になったが、私達はあの戦争を忘れないようにしたい。 

 

 


ワシントン(自由の戦士)

2013-11-25 | 米・大統領

  独立革命の植民地軍総司令官として自由と平等のために戦ったワシントンは、米国の「自由の戦士」を象徴する偉大な大統領であった。世界最強のイギリスを打ち負かしたワシントンの偉業と功績を綴ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ジョン・F・ケネディ没後50周年

2013-09-26 | 米・大統領

   ケネディ大統領が凶弾にたおれ、不運な死を遂げて50年になる。ケネディの長女であるキャロライン・ケネディさんが10月にも女性初の駐日大使として着任する。手持ちの切手で「ケネディ大統領」を綴って見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(取りあえず終わり)


アメリカ独立戦争(更新)

2013-09-08 | 米・大統領

  アメリカが正式に独立して今年で230周年になります。アメリカ革命戦争では、ワシントンはイギリス軍と9回戦って6度負けている。ワシントンの作戦は民兵組織と植民地軍を存続させることだった。その為に、イギリス軍と正面衝突をさけ、戦力を保持したまま退却しては、奇襲、攪乱を持って敵を悩まし、8年以上に及ぶ戦いに勝利した。勿論、フランスとの同盟による貢献が大きかった事も言うまでもありませんが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 独立革命中、北米植民地軍にも、日本の会津戦争の「八重の桜」(新島八重)の様な、勇気ある女性たちの奮戦があったことをご紹介して終わりとします。

 

 


切手で見る「タイタニック号遭難」

2013-06-24 | 切手作品

 昨年2012年はタイタニック号の沈没から100周年で、世界から沢山の記念切手が発行された。その一部で「タイタニック号遭難」を綴ってみたい。

 

 ↑ 「これは、75周年時のトルクメニスタンの記念切手」

 

 

 

 

 

 

参考図書:「The TITANIC」 by Geoff Tibballs

Wikipedia:「タイタニック」 

  タイタニック号の遭難では、救命ボートに女性と子供の移乗を優先し、乗組員が身を犠牲にし、船員魂を発揮した事はよく知られており、深甚な敬意を払わずにはいられない。

 しかし、 参考図書によれば、救助された船客と乗組員の割合は、一等船客62%、二等船客41%、 三等船客38%、 乗組員24%と書かれていて、一等船客が優先された事実に、無情(金で左右される命)と哀れさを感じる。

 

 


切手で見る「広重・名所江戸百景」

2013-06-18 | 切手作品

切手で見る「広重・名所江戸百景」

平成19~23年に日本郵便で、「広重・名所江戸百景」の切手が25種類発行されましたが、何故かそれだけで終わってしまいました。残念だったので、残りを海外のジャポニカ切手で埋めてみましたのでご観覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「50年前の東京五輪の世界の切手」 1 (A-K)

2013-06-17 | 東京オリンピック

「50年前の東京五輪の世界の切手」  1 (A-K)        (改・2014.10.24)

 50年前の10月10日、東京五輪が開催され、それを讃えて世界78ヵ国で、約500枚ほどの切手が発行されました。ここで、その全容を (A-K)、(L-Y)の2編で紹介してみます。(最初の3頁は、「五輪ポスター」や「古代オリンピック」に係わる切手の紹介です。巻末に世界の東京五輪切手一覧表を掲示)

 

 

 

 ここからが、「50年前の東京五輪の世界の切手」で、入場行進よろしく、最初がギリシャ、それからアルファベット順にAーK(第1編)、L-Y(第2編)、最後に日本となります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「50年前の東京五輪の世界の切手」 2 (L-Y)

2013-06-16 | 東京オリンピック

「50年前の東京五輪の世界の切手」  2 (L-Y)                (改・2014.10.23)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「世界の東京五輪切手一覧表」

小型シート、無目打ち切手などは含まず)

 

 ご高覧を有難うございました。東京五輪はアジア地域で初めて、そして有色人種国家での史上初のオリンピックであった。また第二次大戦で敗戦した日本の復興の象徴でもありました。戦後、欧米の植民地支配から独立に成功したアジアやアフリカ諸国による初出場もあって過去最高の出場国数(93ヵ国)となりました。

 世界78ヵ国余で、500種以上の記念切手が発行されたのも空前絶後であった。そんな感動と感慨にふけりながら切手を整理した処です。                (完)

 


スポーツ切手の初日カバー

2013-06-15 | 切手作品

スポーツ切手の初日カバー

 切手の発行日当日の消印がある封筒を初日カバー(FDC=First day Cover)と言い、郵政当局、切手商、或いは個人で、絵柄(「カシェ」と言う)などを入れた封筒に記念印などを捺印します。趣味性が強い郵趣品ですが、その対象の関係者には思い出の記念品となるのですが、手元にあるものを少しご紹介します。

  FDCは、1920年代米国で作られたのが最初と言われますが、南北戦争でも、日露戦争でも、お土産用に作られた記念カバーは存在します。ここでは、米国の五輪に係わる記念カバーを楽しんでください。

 

 

 

 

 

 

丁度半世紀前、東京五輪が開催され、それを讃えて世界78ヵ国で、約500枚ほどの切手が発行されました。その全容を「50年前の東京五輪の世界の切手」として当ブログに掲載しています。     ご興味がございましたら当ブログ左欄のカテゴリーの「東京オリンピック」をクリックして見て頂ければ幸いです。

 

 

 

(スポーツ切手のFDC、終わり)