郵趣アラカルト館

切手や郵便物など郵趣の面白さと楽しさを見て頂くためのアラカルト(一品料理で、逸品ではありませんが)をブログで紹介します。

記事「切手の切手」で見る「珍品・名品」

2015-05-22 | 切手作品

  切手の「珍品・名品」の基準などありませんが、やはり「希少品」がその類いになります。 5億円も、10億円もする希少品は買えないどころか、実物を見る機会もありませんが、そうした希少品が「切手の中の切手図案」として登場しますので、容易に入手する事が出来ます。手元にあるものを少しばかりですがご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 米国郵政は特定な人達への利益防止の為に、不完全製品であるエラー切手の大量生産と言う馬鹿げたことをやりましたが、日本の場合だったらどうしたでしょうか?

 日本では初期の切手で、例えば「龍切手の龍の片手落ち」、「銭五百文切手の逆刷」、「鳥15銭切手の額面漏れ」などの珍品がありますが、その後は品質検査の厳重さにおいて世界一と言われる大蔵省印刷局でしたから、目打エラーなどを除けば、逆刷りなど印刷上のエラー切手の販売はありませんでした。

 ただ、大正12年「皇太子(裕仁)結婚式記念切手」は不発行でありながら、何故か流通していて4種類300万円ほどで取引されている。結果として、当時の日本国郵政は特定な人達への金儲けに協力したと言う事になるのではと考えるが・・。

 



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