愛する生きものたちへ

スローライフを楽しむ。

2011年の ある卒業式。

2018年03月17日 | 日記

 

7年前に NHKで この答辞を読む姿を見て、涙が溢れて止まらなかった。

本当に 心のこもった 何とも言えない名文だった。

 彼の姿に感動して 7年前に書いた自分のブログを 再度 載せてみました。 

そして 涙をこらえ 必死で答辞を読む彼の姿を 見て下さい。

 

宮城県 階上中学校卒業式。

階上(はしがみ)中学校の卒業生答辞。


『…自然の猛威は 私たちから大切なものを奪っていきました。
天の試練と言うには 余りにも むご過ぎます・・・
辛くて 悔しくて たまりません。
・・・』

最後は 天を恨まず 運命に耐え・・・と結んでいたが、
何度も 涙で途絶えそうになるのを
顔を歪めながら 必死で堪え、
一生懸命 皆に 心を訴えていた。 

いまだ行方不明の 生徒の父親が 壇上に上がり
校長先生から 卒業証書を受け取り、
卒業生の中へ戻り 息子の写真を抱え 
うつむきながら座っていた。

そして この答辞を聞き 思わずタオルで顔を覆ってしまった。

写真の中で 息子は 野球のユニフォームを着て
駅伝のタスキをかけ 笑顔で走っていた。

卒業式の答辞。
おそらく 3月11日までは 全く違う文章だったろう。

ありきたりな言葉を テレながら読み上げて、
終わるはずだった…のに。

心を打つ、 聞いてる者が 思わず涙してしまう、
感動の文章に変わってしまった。

読み終わった途端 大きな拍手が 彼と学校を包んだ。
力強い拍手だった。

使われ過ぎて 軽くなってしまった言葉だけれど…

頑張っていこうよ みんなで!!

前を見て 歩くしかないのだから。。。
でも たまに立ち止まって、振り返ってあげようね。

 

https://youtu.be/LNU7ovLKZWc

https://www.youtube.com/watch?v=KgxcHcGq7Xg