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収穫の秋

先週末、久しぶりに辛いカレーが食べたくなり、麹町のアジャンタに出かける。ここは老舗の割には味が変わる不思議な店だ。固定レシピがないのかなぁ?最近は添え物であるタマネギのアチャールがマイルドになってきた。但し最初に通いだした82~3年頃はそう辛くなかったのでオリジナルに戻ったというべきか。

本場インドは知らないが、海外のインド料理屋と比べ日本のインド料理は高すぎると思うのだが、ランチなどはリーズナブルな価格設定になってきた。これも不況のお陰だろうか?カレー2品にチャパティ、ご飯が付くセットを頼む。ナンも好きなのだが、ご飯にナンはちょっと危険。本音を言えばナンが食べたいときは半蔵門のガンジスに行く。ここのナンが一番好きナンだな。

辛いスープのラッサムをご飯にかけ、カレーのご飯が無くなってしまい、ご飯の大盛りを止めたと言いながら小盛を2回お代わりした(笑)。さすがに満腹になる。腹ごなしにお堀まで歩くことにした。ふと思い立ち英国大使館に寄ってみる。目的は一つ。今の時期にしかないものを拾いに行ったのだ。



獲物はこれ。シイの実である。樹上にあるときは ↑写真のように殻斗に包まれており、熟すと弾けて落ちる。この落ちてすぐの実を拾うのだが、時期が良ければすぐにポケット一杯の量が集まる。 ↓この量で6~7分という所だ。



帰ってから水洗いし浮かんだものを取り去り厚手のステーキパンで炒る事10分。焼きたては栗と茹でピーナッツの混ざった味がする。



これがウイスキーに合うんだな。さすがは英国大使館前の産(笑)。余った奴は会社に持って行って所属長の前で食ってやろう。『いやぁ、最近食費に回す金がなくて・・・』給料上がらんかな?

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