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リアルな贈り物

“ハリウッド映画最大の欠点はリアリティの無さだ!”過去の作品を挙げながら講釈を垂れるトラボルタ。01年に公開された『ソードフィッシュ』のオープニング=シーンだ。その後、多くの人質らしき人たちが映されるシーンで緊張感は更に高まる。お説ごもっともな映画が多い中、ここではリアリティを追及してくれるかと思えば、後半はレレレ。確かにどんでん返しの連続に驚かされるが、リアリティがあるかと言われると??そーかなー。

ぼーずの考えるリアリティとはストーリーに筋が通っているか否かだ。ハリー=ポッターが箒に乗って飛ぶのは物理的におかしいと言った途端、映画は消えてしまう。そんなリアリティは求めていないのだ。例えば『幸せのちから』は実話だからねと言われてもフーンで済んでしまう。こんな前向きな人が簡単にホームレスになるのか。アメリカがおかしいんじゃないかとは思ったが、作品そのものにリアリティは感じなかった。(嘘だとも言わないが)

大好きなウィル=スミスだが、『幸せのちから』と同じ監督と聞き、少々心配しながら行ったのが『7つの贈り物』。結果は・・がーん。ごめんなさい、ぼーずが間違っておりました。監督、やるやないけ。第一こっちの方がありそうな話だ。滞納した税金を取り立てるのが仕事の税務職員ベン(ウィル=スミス)はいろんな人たちの素行を調査している。

その行動が常軌を逸しだし、それは税務署の仕事じゃないだろうと突っ込みを入れたくなる辺りから少しずつ真相が見えてくる。この映画は少しでもネタばれすると面白くないと思うので、これ以上は書かないが、お勧めである。なぜか単独で上映する劇場が減り、上映時間を調べてから行かないとエライ目にあうのでご注意をされたし(これは夜しかやらないのを知らず、朝から行ったぼーずの事だ・・わはは)

評論家の一人が、贈り物をする相手がいい奴かを調べるのは傲慢・・みたいな書き方をしていたが、あの状態で相手を選ぶのは自然じゃないのかな、少なくとも、ぼーずが同じ立場なら、そう考えたと思う。その意味では極めて筋の通った脚本だと感じたのだ。そもそも嫌な奴に贈り物をする奴なんているのか?

小沢に森ねぇ。こいつらが嫌な奴らだと思うのはぼーずだけなのかな。多分、金を贈った西松建設は嫌な奴等とは思ってなかったのだろう。
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