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消えない思い込み

友人のアヤタは40年近く肉体疲労児という子供がいると思い込んでいたそうである。TVの宣伝をずっと『肉体疲労児の栄養補給に・・・』と聞いていたのだ。子供が赤マムシ飲んだら怖いだろーが(笑)。まぁ、ぼーずも人の事は言えない。中学の真ん中あたりまで『定石』を『ていせき』と読んでいたし、歌舞伎には『エンノスケ』と『サルノスケ』の2人がいると思ってきた。

そうそう、1988年に『ちびくろサンボ』絶版事件に際し、カルピスの商標も人種差別に抵触するという騒ぎになった事があった。最初、ぼーずは意味すら判らなかった。なぜならばカルピスの商標を、子供の頃から『ツバメがストローでカルピスを飲んでいる』というシュールなものと思い込んでいたからだ。そう思ってこれを見るとツバメに見えないだろうか?(一人くらいは同意してね)



誰しも一度覚えたり、思い込んだりすると、それに引き摺られてしまうようだ。従って自分自身の勘違いならともかく、最初に間違えを広めた奴に腹が立つ。サッカー用語にまでなりつつあるシミュレーションはその昔、シュミレーションだった。綴りを読めば判るだろうに。ヘボンとヘップバーンの違いよりひどいと思うのはぼーずだけか?

もっとすごいのもあった。通信速度が遅かった頃に重宝したサムネイルと呼ばれる小さく縮小された画像を指す言葉である。これはまさに親指の爪(サイズ)から来ているのだが、これを一部ではサルネイムと誤用され、結構広まっていたのだ。『ホンマかいな?』とお疑いの方、グーグッてくだされ。今でもまだ千件以上ヒットするから。中にはわざと使っている確信犯もいるが、ほとんどが誤用及びその指摘である。(サルネイム・・やっぱりジローだろう・・・わはは、反省!!)


これを指摘したのはお笑いサイエンスライターの植木不等式氏であった。2001年だったと思う。その頃はもっと多くヒットした覚えがある。恐らくそう書いた多くの人は書き直して、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいるのだろうが、キャッシュで古いものが出てきたサイトもある。一度妙なことを書くと一生言われかねない。いい加減なぼーずは過去の文章に間違いを見つける度、戦々恐々としている。
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