発音辞典で調べたがフランス人5人の内、トィユと明確に発音したのは一人だけだったし・・・まぁどっちでもいいか、しつこいなワシ(笑)。発音に忠実なのは結構だが、わざわざ慣用語を崩すなよと言いたいんだな。また、僕が教わったレシピは野菜に塩コショウとオリーブ油しか使わない。ワイン辺りまでは許さんでもないがピューレやトマトジュースと書かれたレシピを見ると嫌になる。
作り方は極めて簡単だが野菜を1種類ずつ炒めては鍋に移す。コツはその都度塩コショウをすること、油を吸う茄子を最後に炒めることだろうか。では、まず包丁の腹で潰したニンニクを色付くまでオリーブ油で炒める。ニンニクを鍋に移し、残った油で玉葱を炒める。

トマトはヘタを取り去り、そこにフォークを突き刺し直火で炙ると直ぐに薄皮がむける。皮付きでも悪くはないが1~2個ならあっという間だし、薄皮を取った方がはるかに口当たりが良くなる。ザク切りにし、種もそのまま鍋に入れる。

大き目に乱切りにしたパプリカを炒め、加え。

続いてズッキーニ

最後に茄子を炒めるが、油が足りなければ足して置く。ナスが油を吸うので少々多目で構わない。

これを全部鍋に移したら、蓋をして弱火で15~20分程火にかける。新鮮な野菜で作ると具材がジュースに浸かっている状態になっているはず。木べらで底が焦げ付かないようゆっくりと混ぜ、塩コショウで最後の味付けをする。この後は蓋を取り中火、水分を飛ばして完成。温かくても美味しいが、冷めてから冷蔵庫で更に冷たくしても美味。
この時は氷水で締めたスパゲティにかけて食す。うどんや素麺と違い、スパゲティは冷やすと戻るので規定より1~2分増しで茹でた方が美味しい。ちょっと茹で過ぎと感じるだろうが、冷水で締めている内に歯ごたえが出てくる。

肉無しでも充分に美味かった(笑)