この大騒ぎのせいで、農薬餃子はかすんでしまった。多分このまま幕引きを謀るんだろうと思う。人死にが出なかったのは運が良かったが、単なる過失でなさそうな所が怖い。混入は日本内と言い切っていたが、果たしてどれだけの中国国民がそれを信じていたんだろう。それにしても疑わしいロットを売ってしまうとこがまたすごい。
先日、ファミレスで中国の食材がいかに信用出来ないかを得々と述べていた男がいたが『俺たち業界人はファミレスでサラダなんか絶対に食べない』には笑ってしまった。埼玉のファミレスで息巻く業界人ってなんなんだ（笑）。
同胞の日本人ですら食材の誤魔化しは多発している。製造元が零細企業の場合、販売元を選ぶしかないと思うのだが、それすら難しいのが現実だ。もうひとつショックなことがあった。先々週、洒落た革のサンダルを買った。製造元は中国だったが、柔らかなインナーが素足にぴったりと張り付き、その場で履き替えたくらい気に入った。
１日歩き回っても足は快調そのものだったのだが、うちに着き、脱いで驚いた。両足の甲に見事なマメが出来ていたのだ。サンダルの甲皮を裏返してみるとそこにはタグが縫い付けてあった。こんなとこにタグを貼らんでも・・とぶつぶつ言いながらマメに絆創膏を貼ろうとした。
おかしい。ぱんぱんに張った水ぶくれなのだが、底辺はきっちり長方形。左右の大きさもほぼ同じなのだ。擦れて出来たマメは丸いものが多く、少なくとも長方形にはならない。これは断じて擦れて出来たマメじゃない！後は化学物質負けとしか考えられないんじゃないか。
これは全くの想像であるが、タグの成分に炎症を起こすようなものが含まれていたのだろう。それが繊維なのか染料なのかは解らないが、なにやら体に良からぬものを使っていたに違いない。現在、販売店に調査を依頼中だ。いい加減な返事は欲しくないので、返品はしていない。解らなければ消費者センターに持ち込むしかないと思う。
左足の長方形をご覧あれ。ここが四角く膨らんでいたのだ。尚、足のむくみはサンダルとは無関係だ。取り敢えず、業者の名誉のため、それだけは言っておこう。・・・足もデブなんだよ！
