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アサのいない朝(その1)

静かな朝だった。普段なら『おーぃ、散歩連れて行け!』と騒ぐアサの声が聞こえないから。これはアサと暮らし出して初めてのことではない。以前に不妊手術を受けた時も、病院で1~2泊している。ただ、今回の入院は内容が判らないだけにちょっと不安であった。

26日、日曜日の朝、妹からアサが草らしきものを吐いたと言われる。掃除の邪魔になるのでアサを散歩に連れ出す。いつもの元気さでさっさと歩くので1日も絶食すれば治るだろうと軽く考えていた。これまでも1~2回同様のことがあったからだ。

翌日月曜日の朝、湯でふやかしたカリカリをいつもの半量与えて散歩に出た。元気だったので帰ってからもう半量を与えたが、今度は食べない。本来なら取り上げるのだが、何故か執着して唸るのでそのままにしたら11時に完食。すると30分もしないうちに全部戻してくれた。行き付けの病院に午後直行し薬をもらう。

困ったのはそれからでなんにも食べない。翌28日、取り敢えず朝の散歩に出たら溝にゲロッピしてくれた。土曜に与えた鶏の薄切りがそのまま出てきたのでこれは普通じゃないと吐しゃ物をビニールに入れ、再度病院に向かうが途中でアサがダウンし、座り込んだので家に戻る。トレーナーさんに電話でドッグバギーを貸してくれるよう頼んだら、家まで持ってきてくれ、そのまま車で病院まで送ってくれた。

主治医にも尋常ではないと判断され、レントゲンを撮る。なにか腸に詰まっているようなのでCTのある芦屋の病院に行けと言われ、そこに予約連絡を入れてくれた。ただ、生身のワンコはタクシーが載せてくれないので、再びトレーナーさんにケージを貸してと御願いする。すると今度は芦屋の病院まで載せてくれた。トレーナー様々である。

検査の終わる19時に迎えに来いと言われたので一度家に帰ると『話がしたいので17時に来れないか?』との連絡を貰う。何か嫌な予感が・・・。院長より異物による腸閉塞を起こしているようだ。また脾臓に腫瘍がある。腸閉塞の処置は一刻を争うので今夜開腹手術を考えている。腫瘍はその時に取りたいがどうかと聞かれ、これを了承した。

家に帰り、モンモンとしていたら21時前に院長から電話があり、手術は無事成功したと告げられた。思わず笑みが浮かぶが、異物の話になりため息が出た。なんとでっかいドングリが出て来たそうだ。バカタレ!!が(笑)。近所の公園にあるクヌギのドングリに違いない。たまに持って帰って取り上げた奴が残っていた。何かのはずみで飲んだな。これは説教しても聞かんだろうな、どうしてくれよう。

その場で翌日の見舞い許可をもらうが2~3日入院と言われ、空のケージを眺める羽目に陥った。↓ はクヌギのドングリ。こんなもん、どうやって飲む?
ここに続く

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