お前が座るなら、椅子に税金かけるのさ
寒いときは暖房に、散歩するならお前の足に
ちゃんと税金かけるのさ
そうさ、俺は税務署員
御存知、BeatlesのTaxmanである。個人的に『国税の指摘はヤー公の言い掛かりと変わらん』と暴言を吐いているが、これは会社生活ウン十年の経験による。ところが先日、人によっては個人でも言い掛かりを受けると知った。ネットで馬券買いをした人が高額の課税を受けたというのだ。
払戻金が一時所得になるのは判るが、まず現金決済すれば事実上払わずに済む。さらに当り券の購入代金は控除できるが外れは駄目というのが気に食わん。一時所得というのだから最低でもその日の外れは差し引いてもいいだろう。ましてやこの可哀想な御仁は前年度の総額で課税されているのだ。ネットで売買していたのだから、外れの総額だってすぐに判るはずだ。
正式な書類で無いから駄目？？そもそも儲けが判ったのは正式書類からではないだろう。取る時はネットの情報から取るのに？だからヤー公の言い掛かりと言いたくなる。馬券は買わないし、買っても多分当らないから無関係なのだが、一番腹が立つのは酒税である。
嗜好品に掛けるのは許してやる。でも個人が趣味で作る酒までとやかく言うな。一時梅酒の販売にまで国税庁は難色を示していたが、ありゃ焼酎が原料であり醸造したものではない。焼酎にはすでに税率がかかっているのだから文句を言われる筋合いはない。流石に論旨が破たんしてることに気付き、普通に売られてはいるが、規制を緩和してやったという態度が気に食わん。
だいたい自家消費用の酒に税がかからないのは世界標準である。ドイツでは家庭用のブドウ搾り機を売っていたし、市販のリンゴジュースでリンゴ酒（アップルワイン）を作る人もいた。作り方を習っておくべきだった（笑）このリンゴ酒結構好きなのだが日本で買うと馬鹿馬鹿しい値段を取られるので買ったことは無い。
大昔、↑ このビール醸造セットをもらったがまだ作っていない。大瓶２０本を飲む（空き瓶が必要）のは良いのだが、近所のバーで言われた『それて作っても絶対ウチに持ってこないでよ。みんな持て余して持ってくるけど、不味いんだ。これが。』が引っ掛かっている（笑）。最近、心なしかこの缶詰膨らんできたよーな気がする。部屋で爆発する前に捨てるべきか？ ん～悩みは尽きん。
↑ 心なしどころではない。どー見ても膨れ上がっている。シュールストレミングかよ（北欧のくさや缶詰。醗酵してパンパンに膨れ上がり、開けると世界一臭いガスが噴き出す）。
