半分以上は偏見だと思うのだが、どーも政経塾出身者が信用出来ないのだ。野田クンのせいかな(笑)。一番の理由は、政治家に必要な理念は学ぶものかなという思いがあるからだ。勿論学んで悪くはないのだが、教わることにこだわると政策の方法論至上主義に陥り、もっと言えばハウトゥーのみに偏るのが見えているのだ。
入学の為の塾ならハウトゥーだけでも構わないし、合格に絞った方が効果的でさえある。僕が小学校で通わされた塾は教え方が上手く、京阪神では有名だったが、塾長の人格は子供心にも??であった。難易度の高い(平たく言えば灘中、女学院)受験者が一番大事であり、止めた生徒を皆の前でボロクソに言う人だった。
長じて、一人の友人が止めた理由が母親に対する塾長のセクハラだったと聞かされ、その程度の人間だったと改めて思い知らされた。教育者からは程遠い人だったようだ。政経塾とは字が似ているが、中身はまったく違う松下村塾のように知識を教えるだけでなく、教師の背中で教育するような塾であって欲しいのだが、ない物ねだりだろーな?
そんな自分がちょっとだけ塾を好きになったことがある。おっさんになってから入った『穴吹史士ライター塾』(笑)。今やポストと変わらなくなった週刊朝日が独自路線を走っていた頃、人気コラム「恨ミシュラン」や「デキゴトロジー」を世に送り届けていた頃の名物編集長だった穴吹さん(名前は読みにくいけどふみおとおっしゃる)の書き方教室。
当時はアサヒのネット版AICを運営されておられ、軽妙洒脱且つユーモア溢れる新聞記者らしからぬ文体が好きで入ったのだが、講義は突然脱線しジャーナリスト論になることも度々であった。我が身には面白いだけだったが、若い人には頭にはこれが染み込んだのだろうか、若いクラスメート達の多くが難関のマスコミ関係に就職した。
穴吹さんが癌で倒れ、二回り以上若いクラスメート達と見舞いに行った時、ベッドの上から記念撮影され、それがWebに載ったことがあった。『教え子のほとんどはマスコミ志望。一人だけ変なのがいるがこの人は自動車屋。この髭面では新聞社は無理』と説明があり、ウチの婆さんの喜んだこと(笑)
先日、帰省した時、新聞のある記事に目が留まった。スポーツ関係の話で書いたのは大阪朝日の記者だったがヘヤースタイル??髭と全く僕と同じではないか(笑)。・・・天国の穴吹師匠!!!今はもうエエみたいでっせぇ~
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