先日友人から立派な青森のニンニクを頂いた。普段は小粒で安い中国製大蒜の愛用者だが、一目で違いが判るぞ。粒が大きいのでニンニクペーストにしてみた。

作り方は至極簡単。皮付のまま天板に並べオーブンレンジで7~8分、皮にうっすら焦げ目が付くまで焼く。

熱いうちに皮を剥き、容器に入れてからフォークでペースト状に潰すだけ。おかん飯で有名なエダモンこと枝元なほみさんのレシピを借用した。塩も入れないのに冷蔵庫で1カ月近く持つ。

これの良い所は余り匂わない上、混ぜやすいのでソースのとろみとコク付けにぴったりなこと。トマトソース・デミグラス・バターのソースにたっぷりと溶く。主役をおざなりにした訳では無い。鶏の胸肉を軽くソテーし、粒マスタードを塗りたくる。

これに生パン粉・パルメザンチーズ・パセリみじん切りを混ぜた衣をびっしりとまぶし、オーブントースターへ。軽く色付いたら出来上がり。

折角のカリカリ衣を残したかったのでソースは下に敷き、焼き上げたチキンをその上に載せる。はい、チキンの悪魔風が完成。

チキン=ディアブルには色んなレシピがあるが、粒マスタードだけではあまりピリ辛感が無いので、ソースにチリパウダーを加えて悪魔感を出してみた。作った奴が悪魔ではないので悪しからず。・・・ま、天使でもないけどなぁ。

皿の模様どころか添えもんまで違うやないかい?・・・細かい所は突っ込まないで。悪魔なんだから(笑)。ところで、ニンニクから主菜が出来たんだから、肉が少ないくらいで騒ぐなよ・・・って30年前の話を未だに根に持つ、小心者のワ・タ・シ(笑)。