足技おじさんの気まぐれ日記

毎日朝からTVにPC、暇があれば寝ているかボォーと天井を眺めている「お祭りで町興し」が大好きな気まぐれ野郎の徒然なること

先義後利

2013-05-18 22:09:28 | はぐるま稗原農園


今日も記念誌の編集でいっぱいいっぱいだった。

普通、利益といえば自分が得することを考える。

宮沢賢治は、遺作『雨ニモマケズ』のなかで、「ジブンヲカンジョウニ入レズニ(自分を勘定に入れずに)」と書いている。

それは、利益というものから自分を外して考えるということだ。


そして、「ミンナニデクノボウートヨバレ、ホメラレモセズ、クニモサレズ、サウイウモノニ ワタシハナリタイ(みんなにでくの坊と呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず そういう者に 私はなりたい)」と書いている。


昨今、出世するということにあまり興味を示さない人たちは多いが、齋藤孝氏は、この出世についてこう語る。


「“出世する”とは、私は「自分を信用してくれる人が増えること」だと考える。

出世を望まない人はいても、信用のない人間になりたいと思う人はいないだろう。


「先義後利」(荀子)

道義を先に行い、利益は後回しにすること。


自分を勘定にいれず、人の利を先に考える人でありたい。

おやすみなさい。


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