元平泳ぎ世界新記録保持者の引退
日本水泳選手権大会
東京五倫代表選考を兼ねた日本水泳選手権大会が開催されました。
難病の白血病から復帰した池選手は、4冠と五輪代表を獲得するという快挙を達成しました。
TVや新聞で大々的に報道され、日本国民が感動したあざやかな復活劇でした。
山口観弘引退
その裏で、今回の日本選手権大会で引退する選手がいました。
2012年岐阜国体で、平泳ぎ200Mで2分07秒01の世界新記録を達成した、当時志布志高校3年の山口観弘選手です。
高校生で世界記録を達成したことから、将来は金メダルを取るのじゃないかと期待されたのですが、その後、大学進学後は体の故障の影響などで好成績を残せませんでした。
今回の日本選手権男子50メートル平泳ぎで現役生活に幕を下ろしました。
現在26歳とまだまだ若く、活躍が期待されたのですが、本人はこれが限界と思って引退したのだと思います。
山口選手は、かつての輝きは取り戻せなかったけれども「自分が取り組んできた事に一切の後悔は無い。」と言い切って、鮮やかな引退となりました。
山口選手は、これからは後進の指導育成をしたいと意欲を燃やしています。
世界新記録の経験は、これからの自分の人生で良い教訓として生きていけるだろうと思います。
中島康介
平泳ぎでは、金メダリストの中島康介さんが一番有名です。
2回のオリンピックで金メダルを取っています。
最後まで、活躍した偉大な選手です。
今回の日本選手権では、NHKの水泳の解説者としてテレビに連日でていました。
岩崎恭子
平泳ぎで思い出すのは、岩崎恭子選手です。
バルセロナ五輪で、わずか14歳(中学2年生)で200m平泳ぎで金メダルを取得しました。
その後は、それ程の活躍ではありませんでした。
若かったですが、競泳選手としては14歳の頃が、岩崎さんの一番のピークだったと言えます。
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