にうすと日常について考えてみた

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つくば市

2011-06-04 06:59:41 | Weblog
先のブログで、つくば市役所が被災者の方にとても恥ずかしい仕打ちをした事を取り上げましたが、どーやらつくば市役所は市民感覚から見て少々ズレているような気がします。
と言うのも、私の自宅の罹災証明の申請を通してつくば市役所の職員には被災地である事の自覚が薄いように感じられたからです。

私の家内の実家が被災した事を事詳細にブログに書きましたが、その際に罹災証明を申請するためにひたちなか市役所へ行きました。
日曜日でしたがエントランス横に申請窓口が特設され、写真による説明を元に一次調査の罹災証明書をその場で発行してくれました。
その2~3週間後、3人の職員の人が来て、詳細に検分して説明も聞いて貰って帰って行きました。
当たり前のことですが被災した人にとっては自分の被災状況を間違って理解されることはイヤなことです。

ところが、つくば市の場合、同じ様に申請書と一緒に写真とそれを説明するレポートを添えて提出して、職員が調査にきたのは一ヶ月後、しかも一次調査で、家の外側のサイズを測って、屋根と外壁と基礎の状況を見ただけ。
二次調査は一時調査による罹災証明のコピーを添えて申請して下さいとのこと。
もちろん一次調査の罹災証明も即日発行ではなく発行まで1、2週間かかると言われました。
調査の間、2人の職員は話し掛けても殆ど返事もせず、まるで会話を拒否しているようでした。
こんなのんびり&非効率的なやり方で、我が家はともかく被害の深刻な人はたまったものではない。
カミさんの実家の件で実感したのですが、保険と役所の調査が終わらないと、生活の再建は始められないのです。
再建に先立つものは保険金と災害見舞金、それに関わる減免措置、それが再建の礎となるわけです。
それをこんなにのんびりやられては怒り心頭だと思う。
ひたちなかもつくばも震度6弱の災害地、人口はつくばの方が多いのです。
なぜ同じ様に調査を簡略化してスピードアップが出来ないのか?

たぶん、つくば市役所は被災地であることの自覚が薄すぎるのだと思います。
でなければ、先の報道のような避難した人に放射線測定を強要するような発想は(担当職員の勘違いにせよ)、生まれないはず。

窓口の対応”だけ”は丁寧なんだけどね。