タイコたたきのいえ

建築家とスタジオつきの家創り

アメリカのDIY事情

2007-08-11 12:36:33 | コメント

アメリカでは日本と違ってDIY(セルフビルド)が
かなり一般的らしいのです。

というのも、日本と違って古い住宅が「ビンテージ」として
価値があり、50年はざら100年も珍しくないそうです。

もちろん、ただ壊れにくいのではなくて、メンテナンスを
所有者がこまめにするから、住宅が現役でいられるわけです。

土地が広いとか庭の手入れしてたら金がいくらあっても足りないとか
そもそも、アメリカ人の気質がアウトドアとかが好きな
ストロングマンであるとか(ファイトー、一発!的な)
大工さんがあんま丁寧に仕事をしてくれないとか(キャリア半年で一人前らしい)
いろんな面はありますが、やっぱり市場ニーズやユーザーの意識って面が
一番違うようです。

てなことで、アメリカのホームセンターの雄「ホームデポ」のページを見てみると・・・

http://www.homedepot.com/

材料だけでなく施工の仕方が事細かに説明してあり、
質問窓口やセミナーも充実しています。

これがアメリカの市場ニーズなんですね。
日本みたいに住宅は買ってくるものじゃなくて、
自分でアレコレいじって楽しむもののようです。

まー、古来日本の家も買ってくるもんじゃなかったし、
昔は、日本のお父さんがよく日曜大工してたようです。

うちの父も、よくブロックとか自分で積んでましたし、
お金が無ければ、自分でやるのがあたりまえなんですよね。

ウチもできるだけ、メンテしてあげられるような家にしたいですね。