晴耕シ 雨読書ク

農業と文章、大事にしたいです。この2つで友達できるのがうれしい。

11月10日 農に人あり

2023-11-10 19:20:01 | 日記

参った。まいった。

山下惣一さんの流れで本を読んでいたら、この本に行きついた。



「農に人あり、志あり」

とにかく参った。

11組、12人(1組だけ、夫婦です)の聞き語りだけど、皆さんすごい人たちです。

私は力が抜けてしまいましたよ。こんなことなんでできるの、こんな考えどうして出てくるの。!!!マークの連続だ~。



少しだけ引用。マイペース酪農の三友盛行さんの話から

『私は、農業をやる人は大変なことがあっても、苦労だと思う人は本質的にいないと思う。特に酪農家は苦労はない。牛がいるからです。牛がいることで安心が保証されている。


牛がいて、草を食べて牛乳を作ってくれる。要はその牛乳生産を良しとするかしないかです。人の幸せは何か、農民の成長は何か。農民の先生はこの牧場のすべてです。それは牛であり。草であり、ふん尿であり、日々であります。



先生です。語りあって、聞いて、学んで。その学びがいつもあるから不安はない。もう一つは牛がいるから経営が安定する。乳量が多いとか少ないとかは関係がない。

大事なことは、自分の身の回りに起きた現象を受け入れるか否かという問題です。

農業をしていれば、、いいことも悪いこともある。それを受け入れる。許容の範囲を広げることが農民の成長です。』

きりがないからこれでやめますが、こまでくるのは、やっぱすごい。

頭が下がります。私はここまで到底いけない。でも、学びたい。


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