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web日記 日替わりするは 気分だけ

パドマ グンデルと創作バリ舞踊

2004-10-16 22:42:29 | あしあと:出かけた場所
2004.10.16 17:30 PM
神奈川 かなっくホール

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「いかにバリ人に近付けるか」を目標にバリの舞踊を学んでいた人たちが今、「身についたバリの表現法を使っていかに自分達を表現するか」に向かっている。

パドマ(蓮)を意識した配色の証明が素敵。
オレンジからバイオレットへ、ブルーからグリーンへ。
影もうまく利用され、グンデルという楽器がもともと影絵芝居のための演奏形態だったことを改めてそしてさりげなく主張している。

もともと古典をやったって華のある一級品の人たちだけれども、バリという民族性から脱して、なかなかシックでセンスのいい作品になったなあ、と思う。
そして、彼女達がバリの踊りと音楽と自然をとてもとても愛していること、そのために純粋にエネルギーをかけてきたことをつくづく感じる。
続けるって本当に尊いことだ。
そして見せ方もさることながら踊子さんの天性の美しさがさらに作品を神々しくしている、、、
やっぱ、大事な要素だよね。。。しみじみ。