竹取物語 2011年11月18日 | 写真 今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり。 野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。 名をば、さかきの造(みやつこ)となむ言ひける。 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。 それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。
まゆみ (真弓・檀) 2011年11月18日 | 写真 天の原 ふりさけ見れば 白真弓 張りてかけたり 夜道はよけむ 万葉集より 錦木(にしきぎ)科 樹質は硬いが、柔軟性がある 昔、この木で弓を作ったので「真弓」と呼ばれるようになった また、こけしや将棋の駒の材料ともなっている 若芽は菜飯として食べている地域もある