ボランテイア交流会というのに出席するように話がありましたので行って来ました。浜の清掃の話をして、写真を展示してきました。会場は市営の立派な会場でした。
はじめに車椅子の人と手話のダンスの披露がありまして、手話のダンサーの手はあくまで白く細く美しく、うっとり見入っていると、そのダンサーの一人が『ああらー』っと言って寄ってきました。あまり白い人でないその人はよく見れば、なんと(たこのおばちゃん)ではなかったのか!(このブログのずーっと以前に登場しているあのタコ取り名人のおばちゃんです)
すごいです。 世の中捨てたもんじゃあないです。そしてここは狭いところですよ。やっぱり。でもちょっとおもしろいかもしれない。でしょ?
会場の外には花が咲き、川にはフナや鯉が泳いでいるのが見えます。
誰も取ろうとはしません。誰もいないからです。
夕方6時宗像大社へ向かいました。秋季大祭の終わり『高宮神奈備祭』に参礼して女神様を送る為です。古代祭場で古式のままに行われる儀式。松明の火がゆれる幻想的な雰囲気の中で悠久舞が奉奏されます。
普段は人気のない山の中の古代祭場は多くの善男善女の氏子であふれていました。神代の昔からのお祭りに若い人たちも参加しているのです。不思議な気持ちで一杯になります。
下に降りて近くの巫女さんに『神様はもう帰りましたか?』と念のため聞いてみましたところ、はいさっきのでもう帰りました、とあっさり答えてくれたものです。来るときは輿に乗りしずしずと、帰りは沖ノ島と大島へ向かって2人の女神は飛んで帰ったらしい。一人残った女神はいまごろ寂しかろうね、と話しました。