2日にSBSの大統領選挙報道でふたりの有力候補者の制服姿を紹介しましたが、同じ局の番
組ででまたまた制服を見ました。
「도전 1000곡 挑戦1000曲」という番組です。
日曜日の朝家族そろって楽しめる番組で、うちでも毎週見ています。
芸能人が間違えずに歌って勝ち抜いていくスタイルですが、歌唱力に定評のある歌手の名唱
に聞きほれたり、イメージとは違うひどい音痴ぶりに笑ったりしています。
ドラマでは堂々としたアジュマや冷たい시어머니( 姑 )役が印象的な中堅タレントが実
はすごく恥かしがり屋だったり、アイドルグループのメンバーで驚くほど上手な子がいたり
(この番組では口パクができません)、新鮮な発見もあります。
テレビで見る番組は1時間ほどですが、実際の収録は何時間にも及ぶそうです。
早々と脱落してもほかの出演者を盛り上げるために踊ったり応援する人もいれば、「なんで
わたしここにいるの?」とばかりの表情をしている人、ひたすら笑っている人、などなど歌
わないときの姿もおもしろいです。
歌詞がテロップで出るので、一緒に歌うことができます。
懐メロや新しい歌をこの番組で知るのも楽しいです。
さて、2000年10月22日から始まったこの番組の第617回目(3月3日放映)は「新学期特集」
でした。
左右のふたりが司会ですが、右の女性(歌手で、今回の大統領就任式招待歌手として歌いま
した)、左の男性(ギャグマン)の制服はいまどきのスタイルです。
こういう丈が短いブレザースタイルが最近多いような気がします。
えり、ポケットなどにチェックや無地のラインを入れます。
男女とも上下同じ色系統、というよりも上は紺色、黒、グレーなどで、下はベージュなどとい
うパターンが主流のようです。
女子のスカート丈が短くなっています。右から3番目も最近のものでしょうか。
右から2番目、4、5番は70、80年代まであった代表的なスタイルでしょう。2番目のくずし
た着方は不良っぽい感じです。(韓国語の表現では「(チューイン)ガムをかむ」と言います
)4、5番目はいかにも優等生という感じです。

迷彩色の服は高校で行われていた軍事訓練をするときに着ていた教練服です。
クォンサンウ、ハンガイン主演の映画「말죽거리 잔훅사 マルチュク青春通り」(2004年)な
どにも出てきますね。
夫も教練服経験者です。

声優もアイドルグループも中堅タレントも楽しそうです。

左のベストにタイ、チェックのスカートのスタイルは90年代からでしょうか、テレビや雑誌
などに若い人たちに人気のある芸能人が学生服のモデルに起用されるようになりました。
ムングニョン、自殺したィウンジュたちもモデルになりました。
スカートの丈は現在のものより長めです。
以上、個人的な考えで、思い違いがあるかもしれません。
地方や学校によって違うかもしれません。

みっつ違いのうちの娘たちは同じ女子高に通ったので、下の娘の制服はお姉ちゃんのお下がりを
着せればいいと気楽に考えていたのに、下の娘が入学のときに制服が変わり、新しく買う羽目に
なりました。
上の娘の制服はブレザーが長めで夏のスカートはグレーの膝下フレアスカートでしたが、新しいブ
レザーはおへその位置くらいまで、スカートはチェックのグレーの膝上プリーツスカートでした。
わたしもン十年前の高校時代の制服を思い出しました。
北海道の女子高の制服はプリーツスカートのセーラーでした。
暑い日は広いスカートのすそをうちわ代わりにパタパタさせていました。
全州韓屋マウルの聖心女子校の制服を見たとき、昔の女子高生のわたしは自分が着ていた制服を見
ているようで懐かしかったです。