日比谷同友会 青桐日比谷句会

日比谷同友会 サークル活動

平成24年1月10日第482回青桐日比谷句会

2012年02月26日 | 例会報告

第482回例会(平成24年1月10日)

 兼題  初明 餅花 日脚伸ぶ 寒灯 千両

餅花や 飛騨の座敷の黒光り          大前 義次

繭玉の影おぼろげな古障子           小原まこと

少年の眩しく来たる実千両           菊地きよし

紅白の撓む餅花子沢山             北澤 亦夫

餅花や老舗なればの舟箪笥           椎名 迪子

煤黒く囲炉裏に咲ける餅の花          高橋倭文子

生徒らの橋に待つ影初明り          千明としあき

少年の大志育む一寒灯             新村 長門

初明り古代浮き出すパルテノン         長谷川正人

抱くたび子の重くなり実千両          坂東 文子

白磁器の千両の実鮮やかに           松本ふみを

元宮は小さき社殿初明り            宮川 菊枝

銀のやがて茜へ初明り             望月 一郎

ペン先の紙になじまぬ寒灯下          井坂  宏

 次回  平成24年2月8日(火)

 兼題  春浅し 下萌 鶯 片栗の花 若布

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