癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■福田氏、自民党に警告する!

2007年09月30日 17時08分52秒 | コラム
      by福田首相

幸運の女神はこのところ、日本の民主党にほほ笑んでいる
。わずか数カ月のうちに、民主党としてかつてない大勝を選挙で収め、参議院の第一党となり、そして安倍晋三前首相を辞任に追い込んだのだ。

後任の総理大臣となった自民党の福田総裁は現状について、自らの内閣を自分自身で「背水の陣内閣」と呼び、「一歩でも間違えれば、自民党が政権を失う、そういう可能性がある内閣だ」と危機感を示した。

しかし、過去半世紀にわたり権力を独占してきた自民党をこうして脅かすことと、その自民党を実際に野党の地位に追いやってしまうことは、全く別の話だ。民主党はどうやったら今のこの順風を本格化させて、政権与党になることができるのだろう。

民主党には、戦略と政策の両方が必要だ。というのも福田氏の首相選出は民主党にとって、色々と厄介をはらんでいる。
不運な安倍氏と比べて、福田氏は攻撃しにくいというのが、1点。

おまけに新首相は、テロ特措法の延長をほぼ諦めたかに見えるのがもう1点。米国など多国籍軍の艦船に海上自衛隊がインド洋上で補給活動をするためのテロ特措法について、延長を承認しないというのが、民主党のこれまでの切り札だった。
しかし切り札はもはや、切り札でなくなってしまった。

民主党「次の内閣」の「ネクスト防衛大臣」、浅尾慶一郎参議院議員は、「もし福田氏がテロ特措新法を議論しようというなら、それは民主党にとっていいことだ。しかしどうも、見通しが変わってきた」と話す。

民主党はこれから、自衛隊の海外派遣は国連決議にもとづいた活動にすると規定した独自法案を提出するかもしれない。それにはおそらく、給油活動を停止し、アフガニスタンの警察部隊を訓練し、アフガニスタンにおけるDDR(元兵士の武装解除・動員解除・社会復帰)活動に参加するという内容が含まれるだろう

この戦略にはリスクがないでもない。日本の世論はインド洋での給油活動を支持するかどうかで割れているし、民主党が特措法延長を政争の具に使って政治的ポイントを稼ごうとしているとみなされたら、世論は民主党を批判するかもしれない。さらに福田首相は、民主党内でも意見が分かれているところに割って入って、民主党内の不一致を利用するかもしれない。
民主党内ではたとえば、前原誠司前代表などが、党の公式見解を乗り越えて、給油活動の継続に前向きな姿勢を見せているからだ。

テロ特措法をめぐる対立は別にしても、民主党は参院優位を活用して、早期の衆院解散を強く求めていく方針だ。浅尾氏はこう言う。「できるだけ早い総選挙を望んでいる。しかし福田氏の方は、できる限り引き伸ばしてくるだろう」

総選挙を遅らせる理由のひとつとして、自民党は来年7月に予定される北海道・洞爺湖サミットをあげてくるかもしれないと浅尾氏。G8サミットで議長国の任を果たす前に政権交代のリスクを犯すのは、無責任だと政府は言うかもしれない。そして総選挙を遅らせればその分だけ、自民党はその間に体勢を立て直し、安倍政権の不幸な1年の記憶を和らげることができるというのが、評論家たちの見方だ。

民主党にとって、とるべき戦略がリスキーだというなら、まして掲げるべき政策は尚のこと。民主党の政策が自民党といかに違うか、その説明の仕方にはかなり工夫が必要となる。
与党・自民党は、タカ派から穏健派、自由市場主義者から保護主義者、福祉重視派まで様々な政治思想・主義主張をひっくるめて擁している思想的幅の広い政党だ。しかし同様に、民主党も同じだ。

小泉純一郎氏が首相だったとき、民主党は自分たちこそが市場改革の党で、小泉氏は民主党の真似をしただけだとさかんに主張していた。ところが最近の民主党は、農家への補助金給付を約束したり「共生社会」を掲げたりと、むしろかつての旧来型の自民党のような様相だ。

しかしそれは誤解だと、民主党の参議院政策審議会長代理、大塚耕平議員は言う。「矛盾はしていない。市場主義原理を導入する必要があると最初に訴えたのは民主党だ。しかしだからといってそれは、貧しい人々を置いてきぼりにしていいということではない」

浅尾氏はさらに、民主党の外交政策の基本はただ米国に盲目的に追従することではなく、国際法を守り、アジアの近隣諸国と関係を改善していくことだと話した

自民党と違う政策を提示する以上に、民主党が示す可能性と言うのは、戦後初めて自民党以外の政党が長期政権を担うかもしれないという展望だ。浅尾氏はこう言う。「どこの民主国家でも、せめて10年に一度は政権交代があったほうがいい」

一方でこの間、26日に発表された世論調査によると、福田新内閣への支持率は58%まで一気に上った。つまり日本の有権者は、執行部を一新した自民党に、再度チャンスを与えようとしているのだ。

共同通信によるこの世論調査の支持率は、第一次安倍内閣のそれよりも17ポイント高く、8月の内閣支持率に比べれば約30ポイントも高い。

UBS証券のチーフエコノミスト、大守隆氏は、福田首相が主要ポストに派閥重鎮を多く選んだことについて、「古い自民党に逆戻りしてしまったという批判もある」と指摘する一方で、自民党の派閥はかつてよりもずっと実力主義なところになっているとも話す。

小泉政権で金融担当相などを務めた竹中平蔵氏は、福田首相が「大胆な改革」を実行するとは考えにくいと指摘。「(福田首相は)強力な指導力を発揮するというよりも、色々な意見を調整することの方が得意なのです」(gooニュース)

日本のねじれ国会が世界に注目されている。 読んでいるうちに民主党と自民党の対立に相違はあるものの、最終的には「妥協と強調」が両党の意思がどちらを国民が監視・評価・選定するししかないように思えてならない・・・・・


■{どんと晴れ}主題歌:「ダイジョウブ」

2007年09月29日 16時59分22秒 | 癒  し
    images   
    「どんど晴れ 主題歌」

   「 ダイジョウブ」

あの笑顔を見せて 僕の大好きな

時を止めてしまう 魔法みたいに

風が流れている 絶え間なく

遠く離れた人達の 想いを 誰かに 伝えようとしているんだ。

その笑顔はどんな哀しみにも 決して負けたりはしないから

君の大切な人にも 風にのって きっと届いてる


(以下略)

  作詞作曲、歌 小田和正

▲「者来如帰」・・・・・感銘ドラマ終了☆☆☆☆

2007年09月28日 21時49分52秒 | 癒  し

 NHKドラマ「どんど晴れ」に見るのも最終日を迎えましたね。

「来る者帰るが如し」から始まり、「人生は金ばかりでない」「おもてなしの心」と「日本の伝統と格式を重んじらなくなろうしている」といって夏見が加賀美屋を救った。「座敷わらし」という民話をアレンジした物語に毎日テレビに釘付けにされました。

現在の日本の風潮の社会を重ねあわせ興味を持って面白く見せてもらいました。
又、殺伐とし家族の絆が薄れてきている近頃、家族のあり方を教わったような気がします。ウエブページから次のような素晴らしい感想文を見つけましたのでお借りしました。

サムネイル




朝のNHK連続ドラマ「どんど晴れ」は、ケーキ屋の娘が、ホテルに勤める岩手・盛岡の老舗旅館の御曹司との恋をきっかけに、女将修業をはじめ、ついに彼の妻&若女将の座を射止める、という物語ですが、これを見ていると、客向き及び対外的な対応の最前線のトップには常に女将がおり、男性達は、経理などの管理部門や、板前(料理・営繕部門)、庭師など、お客様に直接見えにくい裏方のサポートに徹しているように見えます。

この旅館のドンである「大女将」や「女将」も実の息子達よりも、その妻達を重んじ、常に最重要事項は彼女らを通して相談しています。

私(中年男性・既婚)は常々、男女共同参画社会での女性の一層の地位の向上を歓迎する立場にありますので、このように女性たちを表に出し、名実ともに対外的な顔にしている社会は非常に興味深く、どんなシステムになっているのか興味を持ちました。(抜粋)

                                      
明日で終了する事に一抹の寂しさを感じますが、若女将、夏見になりきり熱演した比嘉愛未さんにこれからの活躍を多いに期待するものです

                   「どんど晴れ」

■福田政策が見えてきた!・・・海自テロ特措法給油一時中断!

2007年09月26日 16時31分39秒 | ニュース

福田内閣が本格始動 記念写真に納まる新閣僚ら

官邸での初閣議に臨み、内閣の基本方針を示すなど本格始動。10月1日に想定される所信表明演説の準備に着手。年金や「政治とカネ」問題への取り組みを通じた信頼回復や、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続する新法成立に全力を挙げる考えだ。(共同抜粋)

又読売ラインによれば福田首相が11月にも訪米し、ブッシュ大統領との首脳会談を検討していることが26日、分かった。首相としての初外遊となる公算が大きい。

 また、インド洋で海上自衛隊が行っている給油活動は、11月1日のテロ対策特別措置法の期限切れで一時中断することが避けられないことから、日本政府として国際貢献を続ける方針を米国に伝えたい考えだ。

 政府は、同特措法に代わる新法案を今国会に提出し、早期成立を目指す考えだ。だが、参院の主導権を握る民主党は給油活動への反対姿勢を崩していないため、特措法期限までの新法案成立は事実上困難となっている。

首相は、早期の日米首脳会談で、日米同盟を重視する姿勢を示すとともに、新法案をめぐる国会情勢などに理解を求める必要があると判断したという。


見た事のある代わり映えしない顔ぶれだが、いよいよ福田丸「背水の陣内閣」が動き出したようです。どんな国会運営になるのか楽しみに見守りたいと思います。

ねじれ国会で、安倍前首相の心を痛めた「海自インド洋での給油支援」は一旦中断する決心をしたようです初外遊でブッシュ大統領も日本の状況を理会してくれる事とは思うものの、同盟国としてどんな心情を持ち、国際的にどんな評価が他国から出て来るかが問題でしょう。

残念なことは、引き続き給油支援を継続するなら、何故今回の衆議院での2/3の賛成の差し戻し成立を強行してでも国益を守ろうとしないのか福田内閣の弱腰外交だけが残るでしょう。何故防衛大臣経験者を2名も閣僚の座に据えたのかと・・・・?

今まで継続してきた日本テロに対する給油支援の評価と日本は優柔不断な国というレッテルを貼られてしまい、信用を半減してしまう事もあることも考えられるはあるだろうと・・・・・・・・。

反面、給油の中断がアメリカに対して、「日本の重要性を再認識させる好機」と捉える事も考えられるが、これもいつに外交政策如何だろうと思うが・・・・・・・・