癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■大雪山系の遭難3件…死者10人、1人不明・・・・・北国の夏山を甘く見たのか!?

2009年07月17日 12時06分33秒 | 事 故

              

北海道・大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で16日、悪天候のため18人が下山できなくなった遭難事故で、道警は17日未明から救助活動を開始した。

 同日午前10時現在、9人が自力で下山したり、自衛隊などのヘリコプターで救出されたりするなど無事が確認されたが、8人が死亡、男性ガイド1人が行方不明となっている。また、1人で入山していた別の男性登山客が、山頂付近で死亡しているのが見つかった。

 同山の南西約15キロにある美瑛岳(2052メートル)から救助要請があった別の6人のパーティーは、道警の救助隊が17日未明に現場に到着したが、兵庫県姫路市、尾上敦子さん(64)の死亡が確認された。

 大雪山系での死者・行方不明者は11人になった。

 トムラウシ山の18人のパーティーは、東京都新宿区の旅行会社のツアー。愛知、広島、静岡、宮城などの50~60歳代の男女15人が参加、13~17日の日程で同山系を縦走する計画で、ガイド3人が同行。一方、美瑛岳のツアーは茨城県つくば市の旅行会社が企画し、兵庫、埼玉の女性3人が参加し、ガイド3人が同行していた。

 トムラウシ山の新得町側ふもとにある国民宿舎「東大雪荘」によると、16日は標高1500メートル付近で風雨が非常に強く、登頂を断念して引き返す登山客もいたという。帯広測候所の観測では、同山系周辺は当時、推定で風速20メートル以上の強い西風が吹いていた。気温は10度前後まで冷え込んでいたことから、道警は、登山客の死因は、いずれも低体温症とみられるとしている。

 同山系は中高年に人気の縦走コースで、「日本百名山」の一つ、トムラウシ山は特に人気が高い。標高は2000メートル級だが、夏でも気候の変化が激しく、初冬並みの気候になることもあり、軽装備で入山して遭難するケースもある。同山では2002年7月にも、風雨に見舞われたパーティーが遭難。50歳代の女性2人が低体温症などで死亡している。 【読売新聞】

      

 
東京・茨城から山登りにツアーで参加した行方不明を含めて11人の大規模の遭難者を出した。

参加者は登山の同好者の集まりで、服装等を見る限り素人とも思えない、ガイド3人が付きながら何が有ったのだろうか。登山には素人だが、内地の山の積もりで服装等の装備の不十分・山を甘く見たための遭難だったしか思えません。

また、防止する手段はいくつもあったような気がしますね。気候の激しい山で、荒れていたとあるが、山の気象の変動を承知していたのだろうかと憶測するばかりです。

それにしては犠牲・滑落・凍死等考えられますが、そんな山とも思えませんが犠牲者が多すぎます。

山登りが好きで山で命を奪ったことは本望と思われるが、まさか自分が犠牲になるとは思わなかっただろうと思います・・・・・家族の皆様の悲しさはいかばかりかと思うと気の毒でなりません。

亡くなった方々のご冥福をお祈り申しあげます
                                合 掌


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