海上自衛隊護衛艦「さわぎり」で乗組員の3等海曹の男性=当時(21)=が自殺したのは、艦内での長期的ないじめと、
上官らが安全配慮義務を怠ったためなどとして、宮崎市の両親が国を相手に、2000万円の慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が25日、福岡高裁であった。
牧弘二裁判長は、侮辱的な言動など直属上司の違法な行為によって男性がうつ病にかかり、自殺したと認定。訴えを退けた一審判決を変更し、350万円の支払いを命じた。
牧裁判長は、直属の上司は護衛艦の操作などの指導で、「おまえは覚えが悪い」など男性を侮辱するような言動を約2カ月間、繰り返したと指摘。「心理的負荷を過度に蓄積させ、指導の域を超える違法なものだった」とした。
国は国家公務員に対して、業務の遂行に伴う心理的負担が過ぎて心身の健康を損なうことがないよう注意する安全配慮義務を負うとした上で、「直属の上司はこの義務に違反した」と非難した。
弁護側が主張していた他の上司らのいじめや義務違反については認めなかった。
どのような指導・教育の場を示しているのか分からないが、指導する者の言動がどの程度が心理的負担を与えたと言えるのか、上司の命令の限界に・指導の限界の困難性が今後の課題になりそうた・・・・
国家公務員と言いながらも自衛官と言う特別国家公務員・艦船という特別の場所での上司のあり方にも限界があると言うことに警鐘を与えたのだろうか・・・・
人権と命令は艦船の中であっても節度ある指導が必要だと言うことは当然だろう・・・・・・
パワハラをしたがる上司はいるものです
組織自体も事実を隠したい
面倒だとそのままになってるのが多いのではないでしょうか
それに自衛官は軍人でしょうから
日本軍は昔からシゴキ イジメが常っだたそうで
隠蔽化されているんでしょうね
で なんですが賠償金安すぎませんか?
私が裁判員に選ばれたら 0一つ多く支払を命じますよ
自殺するぐらいだったら、言いたいこと
言い退職すればいいものを、徴兵制でもあるまいし、死ぬほどの事では無いと思うのですが・・・・
船の中ではそれができなかったのかと考えたりします。
何処にでもしつこい上司が居ますが、耐え切れなかったのが残念です。