癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

★【熊本地震;家族の絆と県の支援】・・・・「もうすぐ家に帰れるよ」 自力捜索続けた家族の4カ月の苦労と絆!

2016年08月18日 19時42分12秒 | 事 故


              遺体収容状況
熊本地震で唯一の安否不明者となっている大学生大和晃(やまと・ひかる)さん(22)を捜索していた熊本県は11日、熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋があった場所から下流約400メートル付近で、土砂に埋もれた車の中から遺体を収容し、発表した。晃さん名義の銀行通帳なども見つかり、検視の結果、遺体は男性と判明した。県警は晃さんとみてDNA型や歯型などで身元の確認を進める。

 県警によると、遺体はほぼ白骨化し、シートベルトを締めた状態だった。車内からはほかに、着用した状態の上着とズボン、靴、携帯電話、父の卓也さん(58)名義のETCカードが見つかった。遺体と遺留品は、ヘリコプターを使って大津署に搬送した。遺体は12日に司法解剖する。晃さんと断定されれば、熊本地震による直接死の人数は50人となる。

 今回の捜索は、県による捜索が中断された後に、卓也さんらが自分たちで晃さんが乗っていたとみられる車が埋まっているのを見つけ、約2カ月ぶりに行われた。県警や消防を中心に9日に始まり、10日には岩や土砂に埋もれた車内に「人らしきもの」が見つかったが、収容できなかった。

 11日は午前8時ごろから再開した。当初、滑車を使って車体ごと引き揚げようと試みたが、作業が難航し断念。エンジンカッターなどを使って車体の一部を切断し、遺体を収容した。

 現場が見える位置から捜索を見守った卓也さんは、収容されたのは晃さんとみており「子どもを手元に取り戻すことができた」と語った。

 晃さんは4月16日の熊本地震の本震後に安否不明となった。当時、乗用車で阿蘇大橋方面に向かっていたのを県警は確認していた。

 県は12日も遺留品の捜索を続ける。車体の引き揚げは週明けになる見通しという。

 家族で探し続けた4か月、二十遭難を恐れて中断していた捜索を県関係者の執念で開始し遺体の収容に苦労した事に国民としてお礼を申し上げます。

それにもまして、天候に関らず4か月間家族が「必ず家に連れて帰る」と探し続けた強い家族の思いが息子さんに通じた様な思いがする。どれ程御家族の安心した事だろう。家族の絆の強さをこれほど思い知らされた事はない。


県の方も遺体が発見されなければ地震による修復は終わったとしても完了と言えないと思い必死だったことだろう・・・・

  
先ずは御家族様等の今までの苦労と息子さんの哀悼を心からお悔やみ申し上げます  合 掌

コメントを投稿