リオデジャネイロ=読売取材団】リオデジャネイロ五輪は第13日の17日、レスリング女子58キロ級の伊調(いちょう)馨(かおり)(32)(ALSOK)が、夏季五輪の女子個人種目で史上初の4連覇を達成した。
ロシア選手との決勝で、大苦戦の末、終了間際に逆転した。同48キロ級決勝は、登坂絵莉(とうさかえり)(22)(東新住建)が劇的な逆転勝ちで金メダル。同69キロ級の土性沙羅(どしょうさら)(21)(至学館大)も決勝で劣勢の終盤に盛り返して優勝した。今大会で日本が獲得した金メダルは10個となり、前回ロンドン大会の「7」を上回った。卓球男子団体決勝で日本は中国に1―3で敗れて2位。銀メダルを獲得し、この種目初の表彰台に立った。卓球の日本のメダルは過去最多の3個。
祝 :58キロ級の伊調(いちょう)馨(かおり)の四連覇
女性レスラーの見事な一括金メダルの脅威