【AFP=時事】12日に行われたリオデジャネイロ五輪の柔道男子100キロ超級の1回戦で、試合後にイスラエルの対戦相手との握手を拒んで物議を醸していたエジプトの選手が、帰国処分を科された。国際オリンピック委員会(IOC)が明らかにした。
イスラエルのオル・サッソン(Or Sasson)との試合に敗れたエジプトのイスラム・エルシェハビ(Islam El Shehaby)は試合終了後、柔道の試合での慣習である対戦相手への礼と握手を拒否した。
IOC広報担当者は懲戒委員会と会合した後、「エジプト・オリンピック委員会はイスラム・エルシェハビ氏の行為を強く非難し、彼に帰国処分を科した」と明らかにした。
「懲戒委員会は、彼の試合後の行為がフェアプレーの原則と、五輪の価値観の中で具体化されている友好の精神に反するものとみなした」
「懲戒委は同選手に対し、『不適切な行動に対する厳しい懲戒処分』を科した」
「厳しい懲戒処分に加え、懲戒委はエジプト・オリンピック委員会に対し、今後はすべてのエジプト選手に大会出場前に五輪の価値観についての適切な教育を受けさせるよう要請した」
2010年に世界選手権メダリストとなった32歳のエルシェハビに対しては、ソーシャルメディアのユーザーや自国のイスラム団体から、サッソンとの試合を辞退するよう圧力がかけられていた。【翻訳編集】
世界には変わった事を教育して居るものだ。柔道の試合での慣習である対戦相手への礼と握手を拒否しなけれはならないという事は日本柔道に抵抗しているようで怒りを覚える。スポーツに政治を持ち込むなら最初から不参加にすれば済むことだ。
日本柔道を馬鹿にするな、最初から参加するな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます