癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■菅副総理、経済オンチ露呈「今ごろ何をトボけたことを…」 

2009年11月26日 19時55分37秒 | コラム

菅直人副総理兼国家戦略相(経済財政政策担当)が経済音痴ぶりを自ら露呈した。二番底も懸念される経済状況の中、自分のHPに「最近経済における『第三の道』を考えている」などと堂々と記したのだ。

本来、政権交代前にきちんと考えておくべき課題であり、何も策がないことを認めるような記述。経済政策を担当し、国家ビジョンの策定を行う重要閣僚としての基本姿勢を問われそうだ。

 これは、菅氏が22日夕、HPの「今日の一言」にアップしたもの。

 「経済における第三の道」と題し、「60年代の日本の高度成長はなぜ可能だったのか。そして80年代後半のバブル崩壊以降なぜ日本は長期の経済低迷に陥ったのか。さらに、2000年代に入り進められた規制緩和など市場万能主義の小泉・竹中路線がなぜ失敗したのか」などと振り返り、「過去の失敗を繰り返さない経済運営における『第三の道』は何か。現在、深く考慮中」とまとめている。

 そもそも、わが国の7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は年率4.8%増と2四半期連続でプラス成長となったが、中国などへの輸出回復と前政権が行ったエコカー減税やエコポイント制度といった景気刺激策の下支え効果が大きく、国民には景気回復の実感は程遠い。10~12月期以降に再びマイナス成長に転じる「二番底」の懸念も強まっている。

 こうした中、菅氏率いる国家戦略室は、事業仕分けで国民的注目を集める行政刷新会議に比べて影が薄く、「開店休業状態」と揶揄されてきた。
最近、やっと2010年度予算の骨格づくりに着手し、本格的に動き始めたというが、今ごろ「経済運営を考慮中」とは、どういうことか。やはり、民主党には成長戦略がないのか。

 明治大学教授の高木勝氏は「政権発足2カ月が過ぎたが、菅氏は経済が分かっていない。今ごろ『第三の道』だなんて、何をトボけたことを言っているのか。

民主党は確かに頑張っているが、マクロ経済を分かっている人がいない。成長戦略もない。株価は毎日下がり、円高は続いている。このままでは経済は大打撃を受ける。官僚に頼らないなら、外部からしかるべき人物を招請すべきだ」と語る。

 この際、閣僚も事業仕分けしたらどうか。 【夕刊フジ】


仕分けは一生懸命やっているように見える。しかし、国家のビジョン・ポリシーと言ったものがみえて来ない、これらの企画は国家戦略室の仕事ではあると思うのだか、何をやっているか一向に伝わってこない・・・
まさか、仕分け作業の終わるのを待っているだけではないのでは・・・・


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