癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

〇【横綱 鶴竜】・・・・怪我でもないので何故休場?

2017年01月19日 15時49分06秒 | 大相撲

誰も損をせず、四方丸く収まった……と言えば、聞こえはいい。

 18日、横綱鶴竜(31)が相撲協会に休場届を提出。医師の診断書には「頚椎斜角筋損傷」「左肩鎖骨関節脱臼」で1カ月のリハビリが必要とあり、自身5度目の休場となった。

 仮に鶴竜が出場していれば、この日(11日目)の結びの一番は「5勝5敗の横綱」VS「3勝7敗のカド番大関」という史上最低のものとなるところだった。どちらが勝っても一方は窮地に立たされるのだから、両者ともにさぞやりづらかったはずだ。それが鶴竜は負け越しがなくなり、琴奨菊も不戦勝で大関陥落が少なくとも1日は延びた。結びの一番で白鵬と照ノ富士が熱戦を繰り広げたこともあり、満員御礼の観客も万々歳だった。

 
もっとも、負け越しそうな横綱がケガを理由に休場……なんて例は、昔からいくらでもある。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)も「昨日の玉鷲戦の相撲が悪すぎたから。話し合って決めた」と言うのだから、休場するほどのケガではなかった可能性もあるのだ。

 問題は鶴竜の相撲内容だ。先場所は14勝1敗で優勝しながら、今場所は金星を3つも配給。たった一場所で別人のように弱くなった。

 ある親方は「鶴竜は謙虚でマジメな性格ですが……」と、こう続ける。

 
「ハッキリ言えば、性格的に横綱に向いていない。横綱は常に勝利と相撲内容がセットで求められ、重圧とも闘わなければいけない。たとえ周囲に批判されても、『オレの相撲はこうだ!』と開き直れる我の強さが必要です。


白鵬や日馬富士にはそれがある。しかし、鶴竜は自身が不調の時、あるいは好調力士が相手だと、すぐに下がって引き技やはたきを連発する悪癖がある。気が弱く、周囲に流されやすい性格が相撲にまで影響し、消極的な相撲になってしまうのでしょう」

 来場所は一から出直してほしいものだ。・・・・・評論家


 

 

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