第84回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。昨年は東日本大震災直後で、場内を一周する行進を行わないなど開会式が簡素化されたが、今年は例年通り行われた。
昨年優勝の東海大相模(神奈川)、同準優勝の九州国際大付(福岡)の主将らを先頭に、出場32校の選手たちが北から順に入場行進。昨年の大会で掲げられ、その後宮城県石巻市で市民らの寄せ書きが記された「がんばろう!日本」の横断幕も場内を回った。
選手宣誓は、21世紀枠の石巻工(宮城)の阿部翔人主将が務めた。「苦難を乗り越えることができれば、大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を」と宣誓し、観客席から大きな拍手が湧いた。【asahi kom】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます