■高校受験「選考基準に従わず不合格は当然」だ!・・・・・県立神田高校（平塚市）

         
                       　　　　　　イメージ

神奈川県教育委員会は28日、県立神田高校（平塚市）で2004、05、07年度に行われた入学試験で、内申書、学力試験、面接の総合的な成績順位は合格圏内に入っていたのに、願書受け付け時の服装、態度などが悪く入学後の生徒指導が困難と判断した受験者22人を、選考基準に従わず不合格にしていたと発表した。
　県教委は、受験者、保護者の希望があれば入学させることも検討する。
　記者会見で渕野辰雄校長は、「先生方の生徒指導の負担軽減とまじめな子をとっていきたいという思いだけだった。大変申し訳なく思っている」と陳謝したという。

【時事通信】

「高校入学試験で選考基準に従わない者を入学させなかった」事に教育委員会は何故大問題にするのか判らないないですね。父兄の言うことに甘い現代の教育現場が目に写ります・・

同校の渕野辰雄校長を解任し、県教委の総合教育センター専任主幹に異動させる更迭処分を行うことになったと言います。

　又、県教委は今後、同校長らの処分を検討するほか、同様の不正がないか全県立高校の過去三年分の入試を調査する方針だとも言っているといいます。

「試験基準が無い」のであれば当然更迭という事も考えられますが、試験基準に沿って合否を判定するのは当然と思うのですが・・・・・
問題は、願書受付時の服装・態度基準はどうなっているのか判りません。

しかし、余りにも中学生として目に余る態度・服装であったとすれば、当然受験させる中学校の受験心得等を指導をしなかったのか・指導できなかったのか・指導しても言うことを聞かなかったのかであり、受験させる中学校側の教育姿勢が問われるべきではないでしょうか。

高校は義務教育でなく任意であり、選考する高校側にも、それなりの選定の権利があっても良いのではないかと思うのですが・・・受験する者もそれなりの心意が必要では・・・・・・

責めるべきは受験させる中学校側にもあり、校長を更迭という処分には余りにも唐突過ぎるような気がするのですが・・・・当事者の校長が陳謝した理由は何だったのでしょう・・・・
                イメージ