岩 手 県 
台風10号に伴う記録的な大雨の影響で、岩手県岩泉町の浸水被害が起きている高齢者グループホームで9人の遺体が見つかるなど、これまでに岩手県で合わせて11人の死亡が確認され、北海道では3人の行方が分からなくなっています。
31日午前10時ごろ、岩手県岩泉町乙茂地区で、台風10号の浸水被害を調べていた警察官が、高齢者グループホーム「楽ん楽ん」で9人の遺体を見つけました。警察によりますと、遺体はいずれも高齢者で、警察は、入所者ではないかとみて確認を進めています。
また、警察などによりますと、岩泉町内を流れる小本川の川岸で31日午前10時ごろ、お年寄りの男性1人の遺体が見つかったということで、警察が詳しい状況を調べています。
久慈市山根町では30日午後10時すぎ、川の水があふれて近くの住宅に流れ込み、この家の中で高齢の女性が遺体で見つかりました。警察は、この家に住む女性とみて確認を進めています。
北 海 道

増水したペケレベツ川の影響で流される住宅=2016年8月31日午前8時半ごろ、北海道清水町[十勝毎日新聞提供]【時事通信社】
一方、北海道では、午前11時現在、川に流されるなどして3人の行方が分からなくなっています。
このうち、大樹町では31日午前1時半すぎ、コンサルティング会社の従業員3人が乗った車がヌビナイ川に転落しました。3人は川の水位を確認しに向かっていたということで、2人は自力で脱出して助かりましたが、音更町の鈴木洋平さん(28)が行方不明となっています。
また、新得町のパンケシントク川と清水町のペケレベツ川では、橋が流されて走っていた車が川に落ちたという情報が寄せられ、それぞれ運転していた人の行方が分からなくなっています。警察が捜索を続けています。
このほか、北海道によりますと、浸水などの被害が出ている南富良野町で、一時、およそ300人が建物の上などで救助を求めたほか、芽室町や日高町でも住民たちが救助を待っていましたが、午後までに全員救助されたということです。(WEV)
余り台風慣れしてない、岩手・北海道に台風が集中していた事は、川の流れと地形に馴れていなかったようだ。岩手については避難勧告がなされなかった行政のまずさも指敵されないため犠牲者多く出したと言う事も聞かれる。
NHKは終始注意の放映された程、大きな台風である事を感じ執るべきだったと思うのだが後のまつり、災害は忘れた事にやってくるとは本当だったようだ・・・