芳野星司 はじめはgoo!

童謡・唱歌や文学・歴史等の知られざる物語や逸話を写真付でエッセイ風に表現。

ツッコミック「首相秘書官」

2020年05月14日 | 新・民話
首相の耳元で多くの提案をささやく、実力者らしい。つまり、アベノマスクを提案した、その生みの親らしい。首相の記者会見の原稿を、よく書いているらしい。桜を見る会でも、首相のために奮闘努力したらしい。
週刊文春によれば「官邸の金正恩」と呼ばれている実力者らしい。
私は彼の存在をだいぶ以前から気づいていた。テレビのニュースを見ていると、よく安倍首相の後ろに「ぴろき」が映っているからだ。・・・なんで、こんなとろに「ぴろき」が・・・
イッシッシッシ、♪ 明るく陽気にいきましょう ♪・・こう見えても、実は首相秘書官なンです。イッシッシッシ。・・・なンか、問題ありますか⁉︎

どう見ても、官邸の「金正恩」より、官邸の「ぴろき」なのだ!(◎_◎;)

  

ツッコミック「典型的な顔」 

2020年05月14日 | 新・民話
   顔がその人の本質を顕す好例だろう。

   強ン欲       揉み手と忖度  






  森友学園問題で、当時理財局長で文書改竄を指示した元国税庁長官の佐川宣寿らの不起訴でも、この男の名前が出た。

暴力は旧貴乃花部屋の体質か

2019年09月26日 | 相撲エッセイ
 
 
 旧貴乃花部屋は、そもそも虐めや暴力体質がはびこっていたのではないか。
 親方も女将さんも部屋には暮らさず、親方はご自宅のマンションから部屋に通っていた。女将さんは部屋で何かイベントや、雑誌や新聞、TVなどの取材予定があればいそいそと顔を出し、優しく、てきぱきとしたお女将さん像を演じた。
 部屋には、元気な若い衆の行動や様子に目を配らせる舎監的な人がいなかったのではないか。
 

 以前から、貴ノ岩を「粗暴」な力士と言う人は多かった。かつて付け人に暴力を振るったりエアガンで撃って遊んでいたという。錦糸町事件というものもあったらしい。本場所を休場中の力士が錦糸町の食堂で飲食をしていた際、そこにやって来た貴ノ岩がその力士をつかまえ、大声で、執拗に非難したという。見かねた一般のお客さんが、「まあまあ、休場中でも外で食事したってよいではないですか。部屋に引き籠っているより気分転換にもなるじゃないか」と言い、貴ノ岩を諭したという。すると貴ノ岩は激昂し、「うるせえ、てめえは黙っていろ」と怒鳴ったというのだ。一般のお客さんに対してである。彼らの周りは一般のお客さんが食事中だったのである。

 貴公俊(貴ノ富士)の付け人への暴行は、公になったもので二回目である。これは旧貴乃花部屋の体質だったのではないか。そう思えてならない。
 貴乃花親方は「改革派」だと言われてきた。親方夫妻が部屋と自宅を別にするというのも「改革」なのかもしれないが、そもそも、どんな改革なのか、その改革の中身を詳しく聴いた人は、ほとんどいないらしい。そもそも「改革派」というレッテルは誰が貼ったのだろうか。

谷川俊太郎の反戦詩

2016年10月12日 | 言葉
         

 谷川俊太郎の詩、彼の言葉が好きだ。この歌は多くの歌い手がカバーしている。


   死んだ男の残したものは
       作詞/谷川俊太郎  作曲/武満徹  歌/友竹正則
 
   一
    死んだ男の残したものは
    ひとりの妻とひとりの子ども
    他には何も残さなかった
    墓石ひとつ残さなかった
   二
    死んだ女の残したものは
    しおれた花とひとりの子ども
    他には何も残さなかった
    着もの一枚残さなかった
   三.
    死んだ子どもの残したものは
    ねじれた脚と乾いた涙
    他には何も残さなかった
    思い出ひとつ残さなかった
   四
    死んだ兵士の残したものは
    こわれた銃とゆがんだ地球
    他には何も残せなかった
    平和ひとつ残せなかった
   五
    死んだかれらの残したものは
    生きてるわたし生きてるあなた
    他には誰も残っていない
    他には誰も残っていない
   六
    死んだ歴史の残したものは
    輝く今日とまた来るあした
    他には何も残っていない
    他には何も残っていない

ジュリーに拍手

2016年10月11日 | 言葉

 ジュリーは骨のある男だと思う。人気商売であることを考えれば、なかなかこのような詞を書き、多くの人の前で歌うには勇気もいる。この歌はテレビで歌う機会は与えられないだろう。しかし、もともと「歌う」は「訴ふ」なのである。彼には、手遅れにならぬ前に訴えねばという思いが強かったのだろう。
 あらためてジュリー、沢田研二の反骨に拍手。


    「我が窮状」
      作詞/沢田研二  作曲/大野克夫

  麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
  忌まわしい時代に 溯るのは 賢明じゃない
  英霊の涙に変えて 授かった宝だ
  この窮状救うために 声なき声よ集え
  わが窮状 守りきれたら 残す未来 輝くよ

  麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
  老いたるは無力を 気骨に変えて 礎石となろうぜ
  あきらめは取り返せない 過ちを招くだけ
  この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
  わが窮状守れないなら 真の平和ありえない

  この窮状 救えるのは 静かに通る言葉
  わが窮状 守りきりたい
  許しあい 信じよう