栄養剤のアンプルと比較すればわかるように、非常に元気の良い見事な新芽なのです。
右の裏側にもう1本あったのですが、さすがに4本は多すぎると思い、断腸の思いで1本は欠き取りました。
本当はもう1本欠き取った方がよいのだろうが、余りの見事さでどうしても出来ません。
通常の栽培では、ここまで新芽が伸びるのは5月か6月ごろになるはずで、半年くらい成長サイクルが早まっており、3本残しても秋までには十分育つだろうと思っていますが、はたして期待どうりになるかどうか・・・・。
まだ花は咲き始めたばかりの状態で、満開になるのは今月終わりごろになりそうですが、そのまま咲かせ続けると新芽の成長に影響が出そうで心配になりますが、今年からは早めに切花にして株の消耗を少なくするつもりでいます。
今までは、つい「もったいない」と言う気持ちが働き、満開になってから2ヶ月くらいは切らずにいましたが、その結果「株が弱り翌年花が咲かない」と言うこともよくあり、最悪の場合は「枯死」と言うこともありましたが、今年からは何とかそれを避けたいと思っています。
この鉢(6号)のままではとても小さすぎるので、花を切った後一回り大きな鉢(8号?)に植替える予定ですが、場合によっては「鉢替え(鉢緩め)」で済ませることも考えています。
この感じでは根の状態もよさそうなので「そのまま大きな鉢に替える」ということになりそうなのだが・・・・。
もう一鉢の「トゥルーラブ」は、新芽は2本なのですが、そのうちの1本は非常に大きく育っており、葉の長さは60センチにもなっています。
最近は、「冬場十分な温度(20度くらい)を維持して成長を早くする」と言う栽培法で花を早く咲かせているらしく、そのためにこのような見事な新芽が今の時期に出てくるらしいのですが、果たして来年はどうなることやら。
それにしても、これだけの鉢が「僅か900円」とは。
「流通経費」や「中間マージン」などを考えると「生産者の手取りはいったいいくらになるの?」と考えてしまい、少々複雑な気分ではありますが・・・・。