今年は夏の猛暑が長くやっと大好きな秋の季節がやってきました
秋の色・秋の景色を大きく深呼吸して体じゅうで思う存分に味わい
ホット一息していると数日前からの突然な寒さに冬は近くに来ているんだ~
今年の秋は短すぎる 冬を迎える前に去りゆく秋との別れを惜しんで
残り少ない秋の色と景色を探しに幾つかの公園を回ってみました
その日は晴天でジャケットを着てきたことを後悔するぐらいの暖かさ
池にはノンビリ泳ぐ水鳥たち、木立の上ではオオアオサギがボーっと遠くを見つめています
水面に映り込んだメタセコイアは本当に綺麗です思わず私もボーっと見つめていました
木立の合間を縫った木漏れ日が森の地面や芝生に長~い影を作り
影と影が重なり不思議な形を生み出し面白いほどの想像が浮かびます
オオアオサギに夢中でシャッター切っていると散歩中の外国の方に片言の日本語で
「向こうで桜が咲いてるよ~」って教えてもらい・・えぇ~この時期に?
半信半疑で池の向こうに行ってみるとナント!なんと桜が咲いているのです
桜の名前は「ヒマラヤザクラ」晩秋から冬にかけて咲くそうです
薄ピンクの一重咲きの花は明るい日差しに可憐な花びらは透けて見え
とても気温の低い12月の厳しさに絶えれるようには見えません
12月の青い空に向かって逞しく咲き誇る「ヒマラヤザクラ」
水面を元気に泳ぐカモたち、時々くちばしで羽づくろいも怠らず
高い木立の上では堂々とオオアオサギが公園の様子を一望してるようで・・
生き物たちは厳しい次の季節を迎える覚悟と強さを持っているように見えました
終わりの見えないコロナ禍の生活にホッと小さなため息がマスクの中で漏れるこの頃
冬の季節が過ぎると春は必ずやってくる・・晩秋の景色にそんなメッセージを見つけました
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