【３日目 : 北岳山荘－中白根山－間ノ岳－西農鳥岳－農鳥岳－大門沢小屋（テント泊）】
04:00 起床
前日までとは違い、昨夜は風もあり、だいぶ冷え込みました。
寒くてテントから出るのが辛かった・・・
この日は長い時間歩くので、朝ごはんもちゃんと食べて出発。
05:50 ちょっと遅かった。
遭難防止用の鐘。
仙丈ヶ岳
これから、間ノ岳、農鳥岳を目指します。
少し歩いてから、「やっぱり北岳山荘で今日の天気を聞いてくればよかった・・・」と後悔。
予想では10:00位まで天気はもつと思ったのですが・・・
真夏とは違いなんとも柔らかい陽の光です。
寝起き→テント撤収→いきなりの急登は、ちょっと辛い・・・
富士山を眺めながらの稜線歩きです。
「北岳さん、さようなら～、また来るよ～」
まだ月が出ています。でも西の方からは雲が・・・
本日ひとつ目のピーク、中白根山がもうすぐです。
06:31 中白根山 3055m
（疲れたのか、目、つぶっちゃぃました・・・・）
だぁ～れもいません。
ケルン通過。
曇っていても「稜線歩き」は楽しいな♪
この辺は道も歩きやすいです。
転がったらひとたまりもありません・・・
ここを登ると間ノ岳。
07:36 間ノ岳 3189.3m
百名山を前にして、撮った写真はこれだけ・・・
今にも雨が降りそうになってきたので急いで、ザックカバーとカッパズボンを履きました。
とうとう雨が降ってきました！
目指す農鳥方面は真っ白です。
一体どこがどこだか・・・？
何度も道を確認しながら、やっと農鳥小屋に到着。08:22
少し休んで先に進みます。
「がんばれぇ～・・・」
雨と暴風の中、慎重に一歩一歩・・・
09:36 やっと着いた西農鳥岳 3050m
風で足元がフラフラします。
「どこでビバークするべきか？常に考えていた」（後の隊長談）
でも、風を避けての小休憩中はなかなか楽しい、気楽な私。
そこで・・・【隊長のまつ毛凍る】
ここからしばらくは水没を恐れ、カメラはザックの中へ
・・・
そして・・・なんとか・・・
10:36 農鳥岳 3025.9m
360度、何にも見えません・・・残念！
農鳥岳からはただひたすら霧の中を下ります。
11:28 大門沢への分岐着。
ここでも何も見えません。あぁ、塩見岳が見たかった・・・
ここまで来たらあとは今日のテント場（大門沢小屋）を目指し３時間下るのみ！です。
ずーーーーーっとこんな下り坂です。
途中、こんな札がありますが
現在地が記されていないので意味不明です。
沢が見える場所まで下りた頃には雨もあがりました。
（この下りは、雨ではキビシイです。）
ずっと岩稜つつぎだったので緑がいつもより更に綺麗に見えました。
いくつかのかなり不安な丸太橋を渡ると、
大門沢小屋に到着です。14:50
長い、長い、長～い下りでした。ホントに長かった・・・
つづく 白峰三山（４）へ
いつもながら、心底、堪能させていただきました…はー。
隊長さんの視線、heppocoさんの視線、、、、それぞれに、支えあって、補い合って…な雰囲気がまたナントモ…うらやますぃ。
続き、楽しみに、明日もガンバルぞう！
でもずっとお天気良くて景色がとってもきれい。
北岳は2回行きましたけど、私も両方お天気には恵まれました。雨降ったら大門沢への下りはつらいですよね。晴れててもつらかった・・
大門沢の小屋は水が豊富で最高でした。暑い夏でしたから
つづきを楽しみにしています。
塩見岳が近くで見られなかったのは残念でしたね。それは次回にとっておいて、ということでまた南アに行きましょう
塩見岳、すごく好きな山の一つです！農鳥も渋くていいですね。
最高のお褒めのお言葉ありがとうございます。
とにかく文章が苦手でして・・・それなのに何故ブログ？って気もしますが、
こうなりゃ写真で・・・ということで☆
「行った気分」なってもらえたら嬉しいことこの上なしです！
これからも続けられそうです、・・・ブログ。
sanaeさんの北岳記録、出発前に拝読させて頂きました。
実はこの山行での早朝&ヘッデン出動の時、私が「こんなに暗い時間に出なくても～・・・」
とダラダラしていると隊長が
「sanaeさんはわざと暗い時間に歩く練習してるんだってよ～、だからさ～、行くよ～うちも！」
と励まし（？）誘惑（？）されちゃいました。
おかげでヘッデン歩きの練習になりました☆
大門沢の下り、雨といってもそれほどではありませんでした・・・小雨です。
（途中からはあがりましたし・・・ホッ）
なんとなく、南アは北より初心者向きではないというか、ちょっと薄暗いイメージがあったのですが
前半天気が良かったせいか、すっかり「南」も気に入ってしまいました。
「自然のまま」って感じがいいですね☆
来年、また、もっと歩けるようになってたら・・・、また絶対「南」行きたいです！
前後して白峰三山に行っておられたのですね。北岳山荘のテント位置がめっちゃ近い！
こちらのblogをトラックバックさせてもらいました。またこちらにも遊びに来させてください。ではー。
天気が良くて、良かったですね！
私も３７年前に北岳～農鳥岳で奈良田に降りた事が有り、懐かしいです。
２日目の起床から歩き出し迄が１時間とはビックリです、早い！！
パッキングが上手いのでしょうね
少し前の「もう寿命？」のタイトルを見てビックリ！
隊長も私と同じで「捨てられちゃうのか！」と同情しながら読み出したら「な～んだ！ 俺とは違うわ！」
とガッカリしながら読みました。
隊長！頑張ってね
こんばんは！見に来ていただいて☆ありがとうございます。
最初はshinさんと同じ日程で予定していたのですが、07:00新宿発あずさが取れなかったので
一日ずらして行ってきました。
予定通りだったら天気も快晴！shinさんにもどこかで会っていたかもしれないですね～。
これからも「のんびりスロー山歩き」を楽しんでいきたいと思っているので
どうかよろしくお願いします(*^_^*)
37年前？って、ひゃ～！さすがsanaeさんの旦那様！（スミマセン（笑））
てっきりトシちゃんはsanaeさんがきっかけで山に行くようになったのかと思ってましたが
なかなかどうして、実はトシちゃんも“山ヤ”だったんですね☆
出発まで一時間というのは、私は（隊長の顔色をうかがいながら・・・）かなり急いで働いている結果です。
（この時はコーヒーのみでしたし・・・）
「さっさと」「テキパキ」「臨機応変に」動かないと「モタモタしてるなぁ！」っと
喝が入ってしまうので・・・
トシちゃんあっての百名山！（きっとね）あと一つ！頑張って～☆
トシちゃんも百なんですよね？？？
まさに、これから冒険が始まるッ!!!
って、感じでド迫力です。
こっちまで、いくぞっ！ って、気になっちゃいました。
北でも南でもアルプスの連なる山並みは圧巻ですね。
次も楽しみです。
そうそう、起床～出発ってみなさんどのくらいなのかな？って気になってたんです、実は。heppocoさんも１時間くらいなんですね～。一時間って結構バタバタじゃないですか？？
我が家もワンゲル時代のクセで、起きると同時にバババーッとシュラフをたたんで、ほとんど無言でごはん炊いてテント撤収して・・・だいたい一時間で出ます。ちなみに、お米はダンナが炊きます（その間に私はコンタクトを入れたり髪をくくったりしてますぅ）。なんか、朝、うちのダンナは殺気立ってるんです！！一時間で出るのが目標みたいで（体育会系です）、私はいつもビクビクしています。。。
sanaeチームは私が「のろま」なのか１時間半～２時間かかります、（エンジン付のにまたがると別ですが・・）
今迄のテン場でも自分達と同じ位の時間の人達が多かったので、「普通か！」と思っていました。
農鳥から奈良田への下り、やはり大変だったんだ～！
自分が下りた時は、１年に１～２回しか山に行かない自分が、何にも知らないでコース決めて、ピョンピョンと飛び跳ねて下りて来て、今になって膝痛で悩んでいます。自分は相変わらず馬鹿ですね～！