但馬の公立9病院のうち、これまでから産婦人科のあった病院は、豊岡、日
高、八鹿の3病院。
そのうち、八鹿病院では、小児科医の減少に伴い、従来からいた産婦人科医
2名を鳥取大学が引き上げ、残る医師1名体制となるため、19年4月から
は分娩を取りやめることになっていた。
したがって、豊岡及び日高病院へ患者が集中し、但馬地域全体の出産人数を
受け入れることができるか危惧されていた。
ところが、兵庫県 . . . 本文を読む
普段、土曜、日曜日が休日の人は、今日の祝日を入れると3連休になる。
そう言うわたくしめも、この3日間は、ゆっくり休養できた。
年末年始は、いろいろな行事があって何となく慌ただしかったが、この休み
は特に予定もなく儲けもの感が大きい。
ただ、今日が成人の日であることには、まだ違和感がある。
小さいときから、成人の日は1月15日であることに慣れすぎているのか、
はたまた、国民の祝日に関する法律はどん . . . 本文を読む
但馬内の9つの公立病院を、経営主体別に見ると、組合立病院が7つ、町立
病院が2つである。
豊岡市と朝来市が構成員となっている豊岡病院組合には、豊岡、日高、出石、
和田山、梁瀬の5つの病院があり、養父市と香美町が構成員となっている八
鹿病院組合には八鹿、村岡の2つの病院がある。
町立病院としては、香美町立香住総合病院と新温泉町立浜坂病院の2つがあ
る。
香美町は、3つの町が一昨年に合併してできた . . . 本文を読む
但馬地域には9つの公立病院がある。
公立病院といっても、数名の医師、50床ほどの病院から、100名の医師、
500床の規模を誇る病院まで、その態様は大きく異なる。
しかし、その病院はいずれも医師が不足している。
正確にいうと、総合内科や外科のような、一般的な診療科の医師そのものが
不足している病院と、医師数はそれなりに充足しているものの、産婦人科や
小児科、消化器科など、特定の診療科の医師が極端に . . . 本文を読む
都市部に住んでいる人には、なかなか理解していただけないが、田舎の病院
では医師がどんどんいなくなっている。
兵庫県の北部、面積は2,000平方キロを越えながら人口は20万人にも満たな
いこの地域で、民間の総合病院は皆無に等しい。
医療の大部分を個人医院と公立病院に依存しており、新たに開業する個人医
院は、平均すると年に1件あるかないか程度。
そのほとんどは医師1人の無床診療所であり、日常の診療 . . . 本文を読む