毎日の散歩コースに
市村記念体育館という立派な建物があります
小学生の頃は剣道の寒稽古で冬休みに通いましたし
成人式もココでやりました
ここで市村記念体育館について
ご紹介します
市村記念体育館は、県内と体育と文化の振興を図り
あわせて県民の体育やその他の健康で
文化的な各種の催し物の用に供するため
郷土出身の元リコー社長 故市村清氏が私財２億１千万円を投じ
昭和３８年３月１１日に佐賀県に寄贈された体育館です
県立図書館のある城内公園に建っています
吊屋根工法を採用したダイナミックなフォルムです
見る方角で形が変ります
屋根のギザギザ型がまるでサイダーの王冠のよう♪
（写真左）正面、２階エントランスへアクセスするための廊下が横たわっています
（写真中央）２階エントランス 庇には「市村記念体育館」の文字が確認できます
（写真右）見上げの様子 打放しの外壁は汚れがすごく、歴史を感じさせます
（写真左）１階エントランス
（写真中央～右）内部の様子、屋根も緩やかな弧を描いています
体育館以外にも文化活動他様々に活用されています
メインの吊梁？建物の前後２箇所に見られます
なんと樋の役目も果たしているようで
梁上端は水が流れるように溝型となっていました
これが全体剥き出しの状態だと不気味かもしれませんが
公園内の樹木にこんもりと覆われており、まるで遺跡を見るような感覚です
現在は正面玄関前にあった噴水は取り壊されてありません