［July,July］ 2008 ② （付録付き）

：：：：

　前回の記事に関連して、更に付け加えて、今回の記事になる。最初から説明すると、去年から『7月は僕が雫石にあるYELLOW　PLANT　GALLERYを使えるようになった』ってところに戻ればいい。僕が、信念なり思想なり…そういったアクティブなものを持っていなかった所為で『誰でもが参加できるアートな空間』が出来上がった。ここでは、説明ができないが、とりあえずという形でアートという言葉を使っているけど、文字通り『カタチ』みたいな捉え方をした方が、分かりいいと思う。

　ぱられるびじょんってのは、そのちょっと前に僕が余所から拝借していたものだった。『支流』って意味を込めていた気がする。何が本流が分んないし、支流である自覚はないけど。なんだかんだいって、「ここでも、流れているぜぇ！」って、何となくアートの領域で発信していた気がする。だから、ホント、所謂…、ぱられる。

　今年も、そんな夏がやってきた。

　去年は「塗り絵」だったけど、今年は「小さな袋」を沢山並べることにした。封入されたものを沢山並べる。「何故、そんなことをするのか？」しかも表現として。封入されたものの一つ一つが、ちゃんとした意味なり動機をもっていたとしても、逆に持っていなかったとしても、ちゃんと何所かに記憶（記録）されるわけで、記録自体の全体像を持ってすれば、どれも取るに足らないものになる。封入した特別が、特別を排して記憶（記録）される。


　しかし、焦点が当たることで、それをきっかけにして他の記憶（記録）が沢山連動し始める。そんな、一つ一つの記憶（記録）が意味を持つ瞬間を具現化したいというわけではないんだけど、そういう仕組みを…、

　　何となく、僕が、確認したい…！？



　ということで、7/16から



　［July,July］2008
　 Data Base in YPG


　若輩ものですが、何というか…始めます & omake。