夢の話:抜き打ちテスト

2011-09-16 03:38:06 | 大丈夫か?この人…。

 

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起きている時より疲れるんじゃないか?と、思うような夢を見ることが多い。余りにリアリティーがあり過ぎて、よくできていて、寝ているのと起きているの、どちらが本当の世界なのか分からなくなって起床…ということが、ほぼ毎日。そんな時は、身体を引きずるようにして動き始める。最新の(ついさきほどの)夢から、過去の傑作選を残しておこうと思う。こんな話を楽しみにしてくれている人も結構いるらしい、その人達の一部は会うことはなくなってしまったけど。アクセスしてくれるかな。
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今回は最新作?
㊟話を進める都合上、話にはタイトルが付けられています。
抜き打ちテスト
いい歳なのに抜き打ちテストをさせられた。全く、突然、ある部屋に呼ばれると席に座らされ、昔よりは格段に良くはなったが懐かしい感じのする藁半紙が前の席から回ってきて、偉いんだか偉くないんだか分かんない人が「それでは始め!」と、割と、勢いよく。多分、5教科ほどのテストで一日がかりの抜き打ちテストだった。昔の得意教科は不得意教科になっていて、昔の不得意教科はもっと不得意な教科になっていた…、ってのが終わってみての感触だった。「あ~!思い出せないぃ!」と、何度も心の中で叫んだ一日だった。
抜き打ちテストが終わり、余りに突然のことにどうも釈然としないまま車に戻る途中煙草が吸いたくなったので余り人目につかない場所をさがしていると、やはり釈然としない表情の余り普段親しくしていない職場の同僚と目が合った。
どちらともなく、お決まりのセリフ、「どうだった?」
問題の内容は、多分、学校で習ってきている筈の事柄をカッコに埋める形式の問題だった。国語とか、歴史…っぽい問題が印象に残っていた。設問を思い出し「ここは、こう書いた」とか「あそこは全然分からなかった」とか、お決まりのテスト終了後の会話をした。
そんなこんなで、ある問題の話になった。
設問は、***雄や@@@子らが起こした文学運動で、後に(       )と呼ばれる。
というような問題だった。適当に埋めるには埋めたが、どうにも聞いたことのあるようなないような人達の名前で、なんか集団だったのかな?全然、僕にはピンとこない問題だった。
彼は、余りに分からなくてイライラしてこう答案に書いた、と話していた。
( あいつら革命 )
その答えから、普段、余り親しくない彼に親近感を覚えた。僕はその設問に、こう答えたのだった。
( あいつら・わたくしたち革命 )

もう殆ど無理やり。「書けばいいって話じゃないだろ!?」ってな、怒られちゃうような、二つの解答。「もっと、なにか当たりそうなの思い付かなかったの?」と、言われちゃうような、二つの解答。
(あいつら革命)、よく分かんなくて「あいつらがやったことなんだろ?!そんなの、知らねぇよ!!」って、投げやりの解答。
(あいつら・わたくしたち革命)@@@子が***雄を軽蔑しているような、「あれ?もしかして、仲悪かったのかなぁ…?」と、思わせるような味のある解答。
「あいつらと革命って、乱暴な感じで語感の相性がいいね!」と褒めたら、「いやいや、間にわたくしたちを挟めたのは気が効いてる、そこまでは思いつかなかったよ」と、褒め返された。もはやカンニング(?)さえ疑われかねない、なんとも馬鹿な、二つの解答。
なんだかお互いにスッキリして、「ただただ虚勢を張っただけの反抗心って、ただただカッコイイよね」と、意味不明なことを歩きながら話してから、砂利の敷かれた駐車場で、別れた。
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次回予告:225tミルクソン
お楽しみに。



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