2006年うつうの旅 一人旅のススメ

2006-05-11 11:38:32 | 最近、たまたま楽しいだけです。
5/3

誰も居ないキャンプ場、寒いから火をガンガンに焚く。寒いからウィスキーをガンガンに飲む。「これはぁ…ヤバイ…しむ」って位、5月の姫神は冷え込む。自分の何かを騙して、消耗する眠りに就く。食べたもの、ロールパン、キムチ、ペッパーポテト、まるでベジタリアン。

5/4

「コーヒー忘れた…」10時間ぶりに発したコトバ。
水を汲んで、レーズンパンを持って、山に登る。
思い出さなくてもいいことを思い出しながら、鬱々と山を登る。過去という思い出はこういう時に使える。途中で思わず「ああぁぁあぁ!!駄目だぁ…!!」と叫んでしまう。何を思い出したのだろう…、ってか何で山を登っているんだろう?

山頂に立つ、白い景色を下に見て、そこから生える岩手山を見て、さっきまでの鬱々が吹き飛ぶ。山頂付近の突風はこういう時に使える。雲(正確にはガス)の上、一転して何ヶ月かぶりに味わう『全能感』!!「なんでも出来そうな気がする!」迂闊にも、他のトレッキング客に聞かれてしまう…(恥)

「山の次は海!」決めたはいいが、根拠はない。全能感の余韻…良い方向には働かない。鬱が浸み込みながら、陸中を目指す。

ギリギリ日没に間に合いテントを設営する。海の幸を買う暇がなかった。壮大な景色を前に焼きそばを食べる。具が殆ど入っていない…。熱くなかったら食えたもんじゃない。寒さを凌ぐだけのカロリーを摂取するだけ。新里さんから借りたカミュを読みながら、鬱の侵略を許す…と言うか、歓迎する。ボロッボロッ!と、適当にギターを弾く。寂しさ、全開!

遠くで語り合う恋人たちを、説教してやりたくなる。そして、惨めな自分を晒したい。病気でいいと思えてくる。



何の教訓も含まれていないけど、つづく…。



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3 コメント

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クックドゥーの旅 (kudo-i)
2006-05-15 12:49:47
 ものすごい二日酔いで寝坊。目が飛び出しそうなほど体が酒でむくんでいた。



 hanamizu君母上から、母の日だというに超レアブランド「下笹●ニット」を前日頂いた。紺色地に白い3本線の入ったご機嫌なやつ。それをかぶっていざ帰宅の途へ。



 玄関口で、母上より「おにぎり」もいただいた。まだ温かさが残り、ずっしりと重みがあった。



 運転しながら、二日酔いと戦い、敗退、自宅に到着。風呂に入ってリフレッシュを試みるも、春の夜の夢の如し。



 もろもろの内蔵の膨れっぷりは取れなかったけど、母上のおにぎり3個、添えられたおかずも全部平らげた。せっかくの手作りが冷めたらもったいなくて。母の味を早く食べたかった。胃の逆流もなんのその。一口ずつ味わい、二日酔いと格闘して食べた。おいしかったし、嬉しかった。



 特有のだるさを感じながら通勤。徒歩通勤。所要時間は約20分。朝だというのにアスファルトの照り返しの光と熱に二日酔いは容赦ない。



 よく分からないけど、通り過ぎる人それぞれが、いつもよりクローズアップされて視野と思考に入ってきた。



 顔が土色をした、おばあさんが山菜の行商のおばあさんと、う●こ座りして沈痛に何か喋る、今年から妹も入園した幼稚園児の姉妹が母親と仲むつまじく歩いている、自転車の特等席に座る子供が「痛い、痛い」と泣き、母親が冷静になだめながらものすごいスピードでペダルを漕いでいる、8時台だというのに「どうもおじゃまさま」と他人の家から品のいいご婦人が出てくる…



 昼になっても、口の中のざらつきも、顔のぱんぱん具合も、体のだるさも晴れない。そんな半日です工藤愛

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「友情!」とかって、笑わせるね。 (hanamizu)
2006-05-15 22:52:03
お互いの利害関係を寛容で包む、これがコミュニケーション。分かっていない誰かはコミュニケーションそのものから離れて行く。



本来は一人で十分で、それで行き詰った時に友を欲する。



でも、一人じゃ寂しくて、息をまだ止められるのにロープに掴まる。そんな生き方で孤高を気取ったって仕方ない。カッコ付けたきゃカッコ付ければいい。ボロが出るなら、やんなきゃいい。



孤高は気取らない方がいいに決まってる。孤高を気取れる人間でないのならば…。



俺は、やらない。やった振りはするけども…。友情の重さ、賞味期限を考えた方がいいと思う。お互いに。



分かるでしょ?KUDO-Iさん??これが、最高なんだよね?
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うーんと (kudo-i)
2006-05-16 17:50:21
 ごめん、正直よく分かんないや



 そこまで深く考えてなかった…。とにかくさ、オラは一人がやんたよ。孤高が全く似合わない人間だ。家で家具とか食器とかとも喋るぐらいだからさ、一方的かつ強制的に。楽しくて、面白いから一緒にいる。それだっぺ。



 ”一人旅、気が付きゃ早く帰りたい、虚空(そら)に吸われし32の心”ってな感じ。だってオラ、食いしん坊、寂しん坊、みなみらんぼう!

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