
お気に入りの風景がまた1つ消された。
昨年、120年に一度の花が咲いた笹はどうなった?...新緑の霊山にて(2023.4.29)
「#1 今日の最終目的地は護摩壇入口のあの花の群落の状態で」
「#2 霊山寺跡の二輪草群落と」の続きです。

今回のGPSログ。
分岐から直線上に続く坂道、そして東物見岩の鎖場...
その鎖は使わずに登って・・・

霊山最高峰の東物見岩(標高825m)に到着 13:35

あの岩は二ツ岩。

北北西に蔵王山。

東北東に鹿狼山と...宮城県丸森町の宮城丸森太陽光発電所。
その発電所に隣接する松ヶ房ダムの宇田川湖は見えない

福島県相馬市玉野の玉野溜池と...メガソーラーの工事現場。

・・・。
東物見岩を後にして 13:38
三等三角点・点名「霊山」(標高804.6m)を見送り・・・
蟻の戸渡りに到着 13:47

紫明峰...あの杉林に日枝神社跡、カラマツ林の中に霊山寺跡。

そして蔵王山は東物見岩よりもこちらからの方が見やすい。

昨年5月には見えた。
さすがにこれだけ霞んでいると仙台大観音は見えないな。
蟻の戸渡りを進むと、今度は南側の展望が。

口太山。

大火山の風力発電所と花塚山。
次いで望洋台に 13:55

アートフィルター【ジオラマⅠ】

【2015年5月6日撮影】

【2017年5月3日撮影】

【2019年5月3日撮影】

【2021年10月31日撮影】

【2022年5月15日撮影】
玉野溜池の向こうに東北中央道(相馬福島道路)の相馬玉野ICが。
更に向こうの伐採地は、林業のための伐採地?
福島県最大級・83MWのメガソーラー...
そういえば相馬市玉野の太陽光発電所はどこに計画されているんだっけ?
・・・やっぱり林業のための伐採地ではなかった。
検索して計画図を確認してみたらその範囲に・・・は?
どうやら玉野溜池を囲む南側以外の山林などが全部太陽光パネルで埋め尽くされるかも...
↑ ↑ ↑
「120年に一度?...笹の花がほぼ全山で咲き誇る霊山にて(2022.5.15)#1 登山口より霊山城跡へ」
「120年に一度?...笹の花がほぼ全山で咲き誇る霊山にて(2022.5.15)#2 霊山最高峰の東物見岩、蟻の戸渡りを経て...下山」

山林を切り開いての造成工事は、まだまだ終わらないだろうな。

・・・で、丸森町の発電所の計画はどうなったんだっけ?
望洋台を後にして 14:00


ミツバツチグリ(三葉土栗)
五百羅漢岩、弘法の突貫岩をただただ通り過ぎ・・・

鎖を利用して滑らないように滑らないようにと下る。
弁天岩にも立ち寄らず・・・

アケボノスミレ(曙菫)


マムシグサ(蝮草)

根が違う。
昨年花が咲いた笹、咲かなかった笹...その境目。

片桟橋を・・・

ベコンベコンと音を鳴らしながら。
日暮岩も通過。
日暮岩入口にて往路と合流 14:25

見下し岩 14:27

見上げる空は午前よりも青く。

見下ろすりょうぜんこどもの村。

アートフィルター【ジオラマⅠ】

アートフィルター【ジオラマⅡ】

アートフィルター【ジオラマⅠ】
霊山登山口駐車場。

トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)


ヤマブキ(山吹)

タチツボスミレ(立坪菫)

見上げる錦霞渓。

ヤマツツジ(山躑躅)を霊山では珍しい花崗岩(?)をバックに。

チゴユリ(稚児百合)

フデリンドウ(筆竜胆)
霊山登山口に下山 14:55

見下し岩と宝寿台。

宝寿台に誰かが立っていれば...
未だにどの場所に人が立てるのか分かっていない。
・・・!?


イカル♪
山歩きの装備を解かずにしばらく駐車場をウロウロしていたけれど...
やっとこさ車に戻って「Google Fit」を確認。


またまた記録に空白の時間があるから、この記録+αということで。
これでおしまいです。
本日は、冒頭から衝撃的な写真!
福島県はメガソーラーに対して野放し状態なのでしょうか。
「うさぎおいしあのやま・・・」とは言いませんが、ふるさとの山にメガソーラーのパネル群が当たり前になってしまっては残念この上ないです。
ここまで大規模となると、周辺の気温が上昇して弊害も起きるだろうし...もはや公害じゃないかと。
玉野太陽光発電事業
面積:131.20ha
関係地域(環境影響を受ける範囲であると認められる地域):相馬市、伊達市、飯舘村、宮城県伊具郡丸森町
福島市には「福島市の豊かな自然と魅力ある景観を次世代へと守り継ぐための太陽光発電施設の設置に関するガイドライン」...
その遵守すべき事項の1つに「既存の地形や樹木等を生かしながら、周囲の良好な景観に支障を与えないよう、周辺環境や景観との調和に配慮すること」という項目があるようですが・・・
2月末、新地町に向かうために東北中央道「相馬福島道路」を利用しましたが、視界いっぱいに広がる剥き出しになった山肌を見て、何とも言えない気持ちになりました。