晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

第七回飛騨高山ウルトラマラソン

2018-06-24 | 組長のおさんぽ

昨年に続き5年連続で飛騨高山を足で駆け抜けた組長からレポートが届きましたのでご覧ください 

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マラソン編
2018年6月10日

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ウルトラ系に初挑戦したマラソンが飛騨高山ウルトラマラソンで今年で連続5回目になります。
5回連続した参加者には、記念品と3桁(通常は4桁)ゼッケンナンバーがいただけます。
この3桁ゼッケンはランナーの憧れと誇りで、胸を張って走ると勇気がもらえるのです。

飛騨高山ウルトラマラソンは、マラソン100選にも選ばれる人気マラソンで
年々参加者が増え、今年は約3500人のランナーが走りました。
私は昨年と同じ71キロコースに参加。
辛い苦しいコースを走破して味わう喜びをレポートで今年も紹介いたします。

 

71キロ部のスタート時間は朝の5時15分
受付は前日。
高山駅から車で約10分の飛騨高山ビッグアリーナです。(スタート地点)
常連様ですので空いている穴場の駐車場に入れて受付会場へ。
会場には、「高山祭の屋台行事 ユネスコ無形文化遺産登録」垂れ幕のお迎え。
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今年の応援幕と記念撮影。
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今年から新しくバルーンゴールが設置されました。
明日必ずゴールするとの決意で今宵の宿に向います。
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前日の宿は「臥龍の郷」
当日は高山市内の「高山グリーンホテル」に場所を移しゆっくりする予定です。
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レース前の夕食は、カーボローディング(炭水化物を多く取る)のため うどん と決めています。

 

宿の温泉でゆっくりして、3時30分に出発。
数日前まではレース当日雨とのことでしたが、前夜の予報では午前中曇り/昼から雨。
レース後半は、雨にぬれる覚悟です。
昨年と同じ時間でしたが、シャトルバス乗り場の高山駅に着くとすでに100人以上のランナーが順番待ち。
大会スタッフも慣れたものでスムーズにバスへ誘導してくれます。

 

出発地点に4時7分に到着。
まだ暗い状態ですが、白バイ隊は準備完了。
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飛騨高山ウルトラマラソン幟と記念撮影。
残念ながら71km表示ではありませんでした。
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最近のマラソンには必ず「計測タグ」が使用され、10キロごとの通過時間やゴール時間をリアルタイムで配信が受けられます。
ナンバーが書いてあります。
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コースはこの4年間変更がありません。
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    ・30キロまでは休まず走る 

    ・40キロまでは上りがきついのでペースダウン 

    ・50キロへは下りで思い切り全速力  

予定の走りをイメージして、スタート地点に行きます。

 

スタート地点に集合するランナー。
記念撮影に全力集中です。
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マラソンコースは、高山市内を流れる宮川に架かる弥生橋を渡って古い町並みへ進みます。
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江戸時代からの建物が残る町並みを走らせてもらいます。
この区間は無理な追い越し禁止。
古い町並みを傷つけないように、すべてのランナーが注意して走ります。
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5.9キロ地点
第一エイドステーション
高山信用金庫の皆さんのボランティアで一息できます。
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飛騨高山ウルトラマラソンは、100キロと71キロの2種目
100キロは4時45分と5時00分スタートに分かれており、そのあと71キロがスタートします。
私は全体の後方を走ってますが、エイドステーションでは水、スポーツドリンク、食べ物は問題なく供給されます。
ここでは梅干しを一つ頂きました。
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国道158号線から外れ、地道へ進むと七夕岩があります。
岩の上からは滝が流れてます。
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毎年応援幟で応援頂く「宝円寺」さん。
庭には立派なぶどうの木があり、多くの実がなりそうでした。
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なぜ気に留めたかと言いますと…
今年からぶどうの木を育て始めたので、目に留まりました。

参考に、我が家のぶどうの木。
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今年は実がなりませんが、順調に育っています。

 

10キロ地点
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1時間11分経過、ペース7分3秒。
予定通り。
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10.5キロ地点
塩屋公民館のエイドステーション
皆さんの笑顔で元気が出ます。
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14キロ付近
美女高原に向かう上り山道の始まりです。
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曇りのため山も霞んだ状態。
しかし残雪は見えます。
美女高原手前からの撮影。
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美女高原到着。
一山超えました。
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バナナやオレンジ、梅干しのほかに 「りんごげんこつ」 というお菓子があり頂戴します。
甘酸っぱい味です。
リンゴジュースも頂きました。
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21.8キロ地点
第一関門 道の駅ひだ朝日村。
今年名古屋ウイメンズを走った姪の家族が私の応援団。
二人の子供はチアリーダーでの応援。
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第一関門のエイドステーションでは、バナナとオレンジをいっぱい頂きました。
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スズラン高原へ行く道でもあるため街灯も洒落てます。
曇り空ですが山には残雪があります。
(天気が良ければと思いながらのシャッターです)
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29.5キロ地点
カクレハ高原キャンプ場です。
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エイドステーションでの定番、オレンジとバナナ、梅干しをいただきました。
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ここだけのおもてなし「火畑(ひはた)そば」もいただきました。
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30キロ計測地点
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これからが最大の急な上り坂となりますが、予定の4時間に11分遅れです。
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これからは走るのは困難のため、歩き続けます。

                         


時刻は9時44分
走り始めて4時間30分経過
少し雲が晴れて青空が見られるようになりました。
このまま天候回復を望み歩き続けます。
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32キロ付近
まだまだ上りです。
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30キロから40キロまでに4つのピークがあります。
今やっと一つ目のピークを上り終えました。
エイドステーションで食べ物補給と頭から水をかぶって下りの走りに準備です。
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山道のワインディングロードにはよくあるカーブミラーです。
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一人で走っていると自分の姿を撮影する機会がなくここで取りましたが豆粒より小さくしか写っていませんでした。

(下はその拡大写真)

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39.2キロ地点
第二関門の飛騨高山スキー場に到着
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到着時刻は11時12分
関門閉鎖時刻11時30分には、少し余裕がありました。

姪の旦那さんと次女。
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コース最高地点のスキー場(1345m)まで応援ありがとう!

ここからは、10キロ下りだけです。
下り大好きランナーの私は、他のランナーをごぼう抜き。
調子に乗りすぎて終盤堪えることにまだ気づいてません。

                   


下り坂途中の44.8キロのエイドステーション。
多くのボランティアの人には感謝です。
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飛騨高山スキー場から約10キロ下り切ると49.5キロ地点のエイドステーションです。
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定番果物の他にゴーフレット、クッキー、チョコアイスがありすべていただきます。

 

50キロ計測地点を過ぎると、またきつい上り。
看板を見てください。
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アクセルを踏まないと上れない7.5%上りです。
当然歩きます。


今年は山には残雪が少ないようです。
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昨年(2017年)の山の残雪
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第三関門の丹生川支所に到着。
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姪の長女と次女更にお友達のチアリーダーと4人で記念撮影です。
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ここのエイドステーションのメインは、飛騨牛の焼肉。
しかしお腹の空いた可愛いチアリーダーの胃袋に収まってしまいました。
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オレンジとバナナをいっぱい食べて最後の区間へ走り出します。

60キロ計測地点。
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予定通り9時間で通過できたので、残り11キロを歩いても2時間でゴールできると少し余裕。
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65.8キロ
エイドステーション
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なんと時刻は3時15分。 ゴールまであと1時間
60キロからここまでかなりのペースダウン
下りで力を使い過ぎた反動がここにきてしまいました
頑張るためにオレンジとバナナを補給し、頭から水をかぶり気合いを入れます。

 

残りキロ表示が始まりました。
疲労で足も前に出ませんが、確実に一歩一歩走っております。
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68.3キロ
最後のエイドステーション。
オレンジ食べて頭に水の繰り返し
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くろ玉?
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ボランティアの方から
「お土産に持って帰って」と言われて食べる時間も惜しいので持って帰ります。
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70キロ計測地点(残り1キロ)
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ゴールの飛騨高山ビッグアリーナの歩道橋からのたくさんの応援
最後の力をいただきます。
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無事、笑顔でゴールいたしました。
完走メダルと完走証を頂き記念撮影。
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今年のゼッケン、完走証、完走メダル
またマラソン記念品が増えました。
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アーリーエントリーされた方への記念品に飛騨高山の人形「さるぼぼ」が配られます。
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今年の さるぼぼ は、「一歩一歩前へ」の絵馬をもっています。
私達ランナーの願いをかなえてくれます。

各ランナーには、地域の小学生から直筆の応援はがきをいただいてます。

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高山市民の皆様からの応援も励みになりました。
ありがとうございました。

走り終えたところですがまた走りに来たい気持ちがわいてきました。
飛騨高山ウルトラマラソンにかかわるスタッフ、ボランティア、沿道での応援の皆様のご努力で
私達ランナーは気持ちよく走ることができ、ほんとに感謝、感謝です。
年々参加者が増え、これからも素晴らしいマラソンであり続けると思います。

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いかがでしたか?

5年連続出場の飛騨高山ウルトラマラソンも見事完走されました。
71kmを京都から単純円弧を描くとこんな感じ
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米原までなら組長のCB400SFでも名神高速使って約1時間。
ウルトラペースランニングでは10時間48分。
約11倍の時間がかかりますが、たくさんの方のサポートや信号無しでの条件です。
それらがなかったらいったいどれくらいかかるんでしょう。

では、続いて翌日の観光編もUP致しますのでご覧くださいませ。



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