見えざる声

感じたこと・思ったこと・追想、思うままに書きなぐった文章の
羅列を目指し・・。

矢島正雄の世界  「人間交差点」

2007年02月14日 | 懐かしのドラマ・漫画・アニメ・本
矢島正雄という、脚本家がいる。
また漫画の原作としての顔を持つ。
テレビ・ドラマ「少年」は、上川隆也の演技の良さも手伝って、
好んで見ていた作品の一つだ。
それは原作が矢島正雄だったからだが、期待を裏切らぬ出来で、
なんともほんわかした気分させてくれるし、しみじみと優しさを
感じる。
矢島正雄を知ったのは、「人間交差点」というビック・コミック
連載の漫画だった。
社会の底辺にあえぐ人とか、人間的に欠けるものがある人とか、一癖
二癖の人物が、いろいろなきっかけで過ちを悔いる一話完結ショート
ストーリー。画は弘兼憲史である。
この漫画家も、絵に変にデホルメされた豊かさがなく内容を伝えるのに、
よく合っていた。
しかしよくこれほどアイデアが浮かぶものだ。
ただ底流に流れる人間を見詰める目線の優しさは、普遍なのかも・・。





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