キリスト教とマルクス主義。
日曜日に、しつこくラファエロ展に行って来た。スランプに陥ったときは、名画を見たり一流の音楽を聴くとよいと言われる。一流の気に触れることがいいようだ。日曜日のラファエロ展は、色彩に注目して見ていた。デッサンは練習、色彩は天性と言われる。デッサンは練習すればみんな上手くなるので、色彩が画家の個性を表しているように思う。絵画の中でも、超一流のものは、キャンバスから絵が浮かび上がってくる感じがした。色彩の使い方を見ていると、ルネサンス頃から現代まで色の使い方が変わっていることに気づく。自分の描く絵は手抜きのせいもあって色が薄めだが、名画の中でも色が薄めのものに自分の好みのものが多いように思う。