早起きのススメ   by早起きのオッサン

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僕がラグビーをやめた理由

2023-09-08 01:43:29 | ラグビー

僕が小学生時代のお正月は、今とは違いおせちは手作りでした。

まあ、そんなことはどうでもよくて。

そのころは(昭和40年代中頃)正月のテレビはパターンが決まっていて

年末の31日はレコード大賞、NHK紅白歌合戦、

元日はフジのかくし芸。

はっきり言って、そんなもの。

僕が大人になった頃、欽ちゃんの仮装大賞がありました。

萩本欽一さんは、とにかく革命児。

紅白を倒すこと、日本テレビのコント55号の番組で

紅白の視聴率を奪おうと躍起でした。

 

そんないい時代で

僕の印象に残っているのがスポーツ中継。

お正月のスポーツは今や箱根駅伝がトップですが

当時はテレビ中継はなし。

NHKがラジオでやってました。

僕はスポーツに興味があり、テレビ中継はよく見ました。

 

正月といえば、元日がサッカー天皇杯決勝、

たしか、2日にラグビー大学選手権準決勝があり

全てNHKが生中継をしていました。

お正月はやることが、一応、なにもないので

特に元日は初詣があったりするくらいで

あとの三が日はテレビを見て過ごすことが多かったです。

 

大人はなんだか集まり、お酒が入ったりして

とにかく冷静だった僕は

特に大学ラグビーを熱心に見ました。

 

でも僕は後年、最近というか

日本代表がこれだけ騒がれるラグビーのワールドカップであっても

テレビは見なくなりました。

 

僕がラグビー中継を見なくなった最大の理由は

ラグビーが格闘技に思えて仕方なかったからです。

昭和40年中期のラグビー、特に大学選手権でさえ

おそらく、世界から見ればレベルは低かったと思います。

ここ最近、NHKのアーカイブで日本代表のワールドカップの

試合を見ましたが

あのレベルではなかった。

大学生でも、ボール回しでポロポロこばすし、

スター的な足の速い選手でないと、抜け出せないし

スクラムも迫力にかけていた。

 

大学生と社会人が今は対戦しないのは

レベルが大きく違うからです。

とにかくラグビーを心から楽しめなくなった。

それは僕の一方的な批判的な心情から、

ラグビーに偏見を持ってしまったからにほかなりません。

初めて、今年、ラグビーワールドカップ2015のアーカイブを見て

つまり日本代表が南アフリカに勝った試合を見て、素晴らしいゲームだと思いました。

というより、日本のラグビーは決して

力まかせではない、スタミナや走ることを基本におく

そして、最後には自分たちがどんな景色が見たいかを

明確に描いている、そういうゲームをしていた感じがしました。

そういう体力が劣るチームでも、何かいい点を生かすラグビーを

ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフさんは考えていたのかもしれません。

 

久しぶりにじっくりラグビーを見ました。

迫力もスピードも、スタンドの観衆もおおいにワールドクラスでした。

 

そんなわけで、今年のラグビーワールドカップは

放送があればすすんで見ようと決心しました。

 

私の気まぐれからブログはなかなか書けていないのですが

ラグビーの試合をレビューできたらいいなと

心の中でチラチラ思ったりしているわけです。



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