早起きのススメ   by早起きのオッサン

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戦う機械 ラグビーワールドカップ イングランド対アルゼンチン

2023-09-10 15:59:23 | ラグビー

いい意味で、勝つことの大切さがわかった。

結果をいうが、イングランドが勝った。

しかもノートライである。

ラグビーはトライが命かもしれない。

しかし、このイングランドは

その全てを捨てて、勝つことにこだわった。

それだけ勝負に徹することは大事なんだと。

勝つことは勝負事において、

特にスポーツで勝つ意味を知る者は

きれいに、おもしろく、エキサイティングに

やればいいわけではなく、

あくまで勝つことを目的に、しかもそれを答えにするのだと。

 

試合冒頭、両チームから

TMOバンカーがでて、

なんとイングランドの選手が退場。

イングランドは14人で

アルゼンチンと戦わなくてはならなくなった。

 

しかしリードしたのはイングランド。

スタンドオフのフォードが

ドロップゴールを連続で決めて

この試合の方向を定めはじめた。

全てはこの正確無比なフォードのキックで

イングランドは有利に試合を展開していく。

 

フォードはほとんどのゴールを決め、

ドロップゴールもペナルティゴールも何本も

まるで機械のごとく決めていった。

それは見ていて、胸のすく、すばらしいキックだった。

またアルゼンチンはトライをしようと

強引に突破をはかるが、イングランドの厳しいディフェンスに

何度もファールをしてしまい、

トライは結局、試合終了寸前の1本だけに終わる。

全てはイングランドの試合巧者ぶり、機械のような正確なプレーに

裏打ちされた、見事な勝利に終わる。

 

日本も同じプールDである。

日本は2試合目にイングランドと対戦する。

この2試合目が日本代表の1次予選の正念場になるのは

間違いない。

 

 9月9日(現地時間)    スタッド・ド・マルセイユ

 イングランド27ー10アルゼンチン

 

 TMOバンカー:危険なプレーで選手を10分間退場にし、

        まず、イエローでその処分を保留(あずける)し、

        10分中8分間でレッドにするか

        判断するシステム。

        TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)で

        審判はその方針を判定する。

 

 


怒涛の攻撃 ラグビーワールドカップ フランス対ニュージーランド

2023-09-09 15:13:31 | ラグビー

ついに開幕したラグビーワールドカップ。

開幕戦は見事な好試合になった。

 

両チーム優勝候補。

特にニュージーランドはオールブラックスとして名高い、

世界屈指のチーム。

それにホームのアドバンテージがあるフランスが

どう立ち向かうかだった。

 

とにかく攻撃も守備も離合集散が速い。

スピーディだから攻守の切り替わりも速い。

試合序盤はニュージーランドが攻撃し、その手を緩めなかった。

先制はニュージーランド。

その後フランスはペナルティゴールで反撃。

とうとうペナルティゴール3本で逆転。

そのまま後半に突入した。

 

後半はニュージーランドが一時逆転するものの

フランスが得点を重ね、終始リード。

トライも決め、観衆は大騒ぎになる。

 

ニュージーランドは11番の選手がよく抜け出し、

フランスは14番のバックスが動きよく、トライを決める。

 

最後は試合を決めるトライとコンバージョンで

フランスが逃げ切った。

ニュージーランドは一次リーグで負けるのは

初めてだという。

フランスは優勝に向けて好発進。

決してフランスは前評判がすごいわけではないが

とにかくホームアドバンテージで

この大会の主役に躍り出ること間違いないだろう。

 

それにしてもエキサイティングな好ゲームだった。

 


僕がラグビーをやめた理由

2023-09-08 01:43:29 | ラグビー

僕が小学生時代のお正月は、今とは違いおせちは手作りでした。

まあ、そんなことはどうでもよくて。

そのころは(昭和40年代中頃)正月のテレビはパターンが決まっていて

年末の31日はレコード大賞、NHK紅白歌合戦、

元日はフジのかくし芸。

はっきり言って、そんなもの。

僕が大人になった頃、欽ちゃんの仮装大賞がありました。

萩本欽一さんは、とにかく革命児。

紅白を倒すこと、日本テレビのコント55号の番組で

紅白の視聴率を奪おうと躍起でした。

 

そんないい時代で

僕の印象に残っているのがスポーツ中継。

お正月のスポーツは今や箱根駅伝がトップですが

当時はテレビ中継はなし。

NHKがラジオでやってました。

僕はスポーツに興味があり、テレビ中継はよく見ました。

 

正月といえば、元日がサッカー天皇杯決勝、

たしか、2日にラグビー大学選手権準決勝があり

全てNHKが生中継をしていました。

お正月はやることが、一応、なにもないので

特に元日は初詣があったりするくらいで

あとの三が日はテレビを見て過ごすことが多かったです。

 

大人はなんだか集まり、お酒が入ったりして

とにかく冷静だった僕は

特に大学ラグビーを熱心に見ました。

 

でも僕は後年、最近というか

日本代表がこれだけ騒がれるラグビーのワールドカップであっても

テレビは見なくなりました。

 

僕がラグビー中継を見なくなった最大の理由は

ラグビーが格闘技に思えて仕方なかったからです。

昭和40年中期のラグビー、特に大学選手権でさえ

おそらく、世界から見ればレベルは低かったと思います。

ここ最近、NHKのアーカイブで日本代表のワールドカップの

試合を見ましたが

あのレベルではなかった。

大学生でも、ボール回しでポロポロこばすし、

スター的な足の速い選手でないと、抜け出せないし

スクラムも迫力にかけていた。

 

大学生と社会人が今は対戦しないのは

レベルが大きく違うからです。

とにかくラグビーを心から楽しめなくなった。

それは僕の一方的な批判的な心情から、

ラグビーに偏見を持ってしまったからにほかなりません。

初めて、今年、ラグビーワールドカップ2015のアーカイブを見て

つまり日本代表が南アフリカに勝った試合を見て、素晴らしいゲームだと思いました。

というより、日本のラグビーは決して

力まかせではない、スタミナや走ることを基本におく

そして、最後には自分たちがどんな景色が見たいかを

明確に描いている、そういうゲームをしていた感じがしました。

そういう体力が劣るチームでも、何かいい点を生かすラグビーを

ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフさんは考えていたのかもしれません。

 

久しぶりにじっくりラグビーを見ました。

迫力もスピードも、スタンドの観衆もおおいにワールドクラスでした。

 

そんなわけで、今年のラグビーワールドカップは

放送があればすすんで見ようと決心しました。

 

私の気まぐれからブログはなかなか書けていないのですが

ラグビーの試合をレビューできたらいいなと

心の中でチラチラ思ったりしているわけです。


オールナイトニッポンからラジオ深夜便へ

2023-02-18 19:28:58 | ラジオ

深夜放送といえば、言わずと知れた

オールナイトニッポン。

今、ニッポン放送でオールナイトニッポンの55周年記念放送が

大々的にながれている。

 

私も言わずと知れたオールナイトニッポンのファン。

小学生から宵っぱりで

深夜放送を聴いていた。

それがオールナイトニッポン。

当初は、あのねのねから、笑福亭鶴光さん

そして、松山千春さん、中島みゆきさん、

ビートたけしさん、タモリさん、所ジョージさん

果てはAKB48まで

聴きまくった青年だった。

 

それぞれのトークの面白さ

コーナーやお便り、企画もの

深夜ではあるが、若者の心を虜にする

なんだか恐ろしいまでの魅力があった。

 

時を経て

私が40歳を過ぎたああたりで

生活は一変。

起きる時間が

早朝2時頃という、超早起きになって

さて、ラジオを聴きたいが

何を聴こうか?という段になり

たまたまアーティストのコンサート帰りに

ラジオを聴いていて

NHK第一に何気なく合わせていたところ

出会ったのが

今は深夜放送の看板になりつつある

「NHKラジオ深夜便』。

これにどっぷりハマることとなる。

何より、この深夜便も

企画が豊富。

おしゃべりより、情報や聞きもの、

ラジオでの耳寄りな話題や朗読、落語もあり

2時台、3時台は音楽が盛りだくさんで、

一番の人気の部分で、私も魅了される。

 

 

時代が移ろう。

そして、ラジオ番組もさまざまあり

聴く人が、それぞれ好みに合った番組を

選べる、気持ちのいい時代になった。

これからも深夜、

時間があれば、ラジオをつけて

耳を傾けたい、そんな気持ちなのです。

 


この日本の悪しき慣習 No.2 クレジットの夜明け

2022-09-07 12:01:39 | 映画

映画は映画館でなくとも、十分楽しめる時代になった。

Wi-Fi環境さえあれば、ケータイやインターネットテレビで

自由に視聴できる時代が到来したのだ。

 

その両巨頭が言わずと知れた

Netflixとamazonprime。

さまざまなコンテンツで他社の追随を許さない。

 

さて、今回の悪しき慣習は

この映画について。

このインターネットによる映画で

起きた不思議なことなんです。

 

映画はおそらく、最後の方に

キャストとスタッフの名前を表示します。またの名をクレジットといいます。

しかし多くの人が、そのクレジットをしっかり見ないんです。

また最近は提供するプラットフォームがクレジットを端折る場合もあります。

これでは制作側の最後の訴えが全くわかりません。

つまり、いわゆるエンディングロール、

クレジットをしっかり見ない方が増えている。

それでは肝心の制作側の名前、あるいは

出演者の名前がわからないのです。

ですから、映画館では最後のワンシーンの後も

スクリーンを見続けてください。

テレビやケータイは見るのを

省略しないでください。

 

それが「新しい映画」の幕開けになります。

クレジットの大切さが身に染みるこの頃です。