10月20日(土)早朝。
隼チーム久しぶりの遠征で、横浜ベイサイドマリーナに集合した。
今回隼チームからは、オーナー、Y川さん、Eさん、H田さん、Aちゃん、僕の6名。
そしてS原君が浦安選抜チームとしてツルギ艇で出場する。
前日にオーナーとEさんに艇を回航して頂いており、
燃料タンクや使わないセールなどをビジターバースに置いて出艇。
僕N島は、数年前に一度、アウトレットに買い物に来たことはあるものの、
ベイサイドマリーナに入るのは初めてだった。
設備も綺麗なマリーナで、何より、係留してある艇の数と種類に圧倒されてしまった。巨大な豪邸のようなメガヨットから、20フィート程度の艇まで多様なクルーザー、ヨットが、見渡す限りに係留されている。

なんと矢沢永吉の70フィートのクルーザーも係留されているらしい。
うーむ世界が違いますね。
ネットで調べたら、永ちゃんは充電期間と称してライブを行わなかった時期は、自身のクルーザーで世界を一周していたらしい。ただの道楽かと思いきや、結構本気なのですね。
風は北風が残っているものの、2~3ノット程度の微風が続いていた。前評判通りに、すぐ沖をひっきりなしに通過していく大型貨物船と地形の影響で非常に波が汚い。軽排水の隼はスピードはそこそこつくものの、波にバウを叩かれるとすぐにスピードが止まってしまう。
スタート時刻になったものの、風が吹いたりやんだりで安定せず、結局2時間程度風待ちとなる。
予報では、午前中が北風で午後から東~南東で10ノット程度吹いてくるはずだったが、13時を過ぎて運営艇が動き出しても東の風がそよそよと吹いているだけだった。ジェノアはライトをチョイス。
IRCクラスが先にスタートし、僕らは13時25分のスタートに向けてマニューバリングを開始。僕らレースクラスAは全部で48艇、その後のレースクラスBも5分後に50艇近い艇がスタートするため、スタートの運営艇まわりは大混雑になっていた。
風が南東(右側)に振れていく予報と、スタートラインが若干カミ有利だったので、僕らはカミ側でウェイティングする。3分半くらいで、若干早かったかと思いラインに付け直したが、それが失敗だった。
すぐにタックして回ればよかったのだが、スターボードの大型艇が連なっており、大きくかわして後ろに回りこんだが、完全にブランケットに入りこんでしまい、スタートラインにたどり着けないままスタート時刻になってしまった。
TBC、TYCのレースとはやっぱり勝手が違う。やはり空いたポジションから出るべきだったか。
気を取り直してスタートラインを切り、何度か逃げのタックを打った後に
コースの右サイドへと向かう。
同クラスの先頭艇は遥か先を走っているが、やはり右海面に伸ばしている
艇が多いようだ。海面の変な波と潮流の関係か、スターボードに返した際にスピードが全然出ない。
上マークを20番台で回航。今回は変則トライアングルコースなので、結構ゆるい角度でサイドマークを目指す。スピンがあまり大きくない僕らは、順位を落とさないようにバウをマークに向けて慎重に走る。
サイドマークから下マークまでも大きく順位の入れ替わりがなく、あとは最後のクローズのみ。下マークを回航後、また右海面を目指す。
海面を見通してみると、同じレーティングのJ24 についてはかろうじて勝てているが、レーティングが0.02しか変わらないヤマハ26は結構先を走っている。浦安マリーナ選抜チームのツルギ艇も、少し先を走ってるようだ。
レーティングが0.02しか変わらないということは、1時間のレースでも1分ちょっとの差しか許されない。正直22フィートの隼チームには苦しい限りだ。それだけ隼が早いと目をつけられているのだろうか。
結局、最後のクローズで数艇抜いたものの、ヤマハ26艇との差を詰める事ができず、着順20位でフィニッシュ。やはりスタートで出遅れたビハインドが大きかった。ツルギ艇が僕らの3つ前。J24集団には何とか勝ったようだった。
ひとまずお疲れ様でした。なかなか課題のあるレースでした。
マリーナのビジターバースに係留し、明日の回航の準備も済ませて17時から閉会式。120艇規模の大会なので閉会式とパーティの規模もデカイ。
大量の食い物とビールが用意され、表彰ステージまで準備されていた。
僕らは艇で飲み会等ができないので、早めに席を取ってビールで乾杯。
表彰式が始まり、IRCクラスから表彰されていく。僕らは多分入賞はないなーと思って他チームが表彰されるのを眺めてお酒を飲んでいたが、何やら様子がおかしい。
僕らと同レーティングで僕らのすぐ後ろでフィニッシュしたJ24が3位入賞として発表されていた!
これは、ひょっとして!!
そこでなんと隼チームがAクラス準優勝として表彰される。
!!!!!
結構差をつけられていたので、
レーティングって凄いなーなんて思いつつ表彰を受けて
トロフィーと副賞をちゃっかり受け取り、大満足で表彰式を終える。

しかし、そううまくは行かないようで。。。
明日の回航メンバーで金沢八景の宿に移動し、風呂に入って「さぁ飲みに行くぞ!」と思っていると、携帯にオーナーから着信が。レースの運営委員よりオーナーに連絡があったようで、レース結果が間違っており、表彰も無かった事になりそうだと。
配られたレース結果をよくよく見てみると、
スタート時刻が13:25のはずが、当初の予定スタート時刻の11:10のままになっている。レース時間が3倍以上として計算されていたようだ。
そりゃ小型艇が有利になるはずだ。
電卓片手に計算してみると、僕らは準優勝でも何でもなく、12位だということが判明。
皆で肩を落として飲み屋へと向かったのでした。
来年はビッグフリートでのスタートを克服して、きちんと実力で表彰台に立てるようにしたい。
隼チーム久しぶりの遠征で、横浜ベイサイドマリーナに集合した。
今回隼チームからは、オーナー、Y川さん、Eさん、H田さん、Aちゃん、僕の6名。
そしてS原君が浦安選抜チームとしてツルギ艇で出場する。
前日にオーナーとEさんに艇を回航して頂いており、
燃料タンクや使わないセールなどをビジターバースに置いて出艇。
僕N島は、数年前に一度、アウトレットに買い物に来たことはあるものの、
ベイサイドマリーナに入るのは初めてだった。
設備も綺麗なマリーナで、何より、係留してある艇の数と種類に圧倒されてしまった。巨大な豪邸のようなメガヨットから、20フィート程度の艇まで多様なクルーザー、ヨットが、見渡す限りに係留されている。

なんと矢沢永吉の70フィートのクルーザーも係留されているらしい。
うーむ世界が違いますね。
ネットで調べたら、永ちゃんは充電期間と称してライブを行わなかった時期は、自身のクルーザーで世界を一周していたらしい。ただの道楽かと思いきや、結構本気なのですね。
風は北風が残っているものの、2~3ノット程度の微風が続いていた。前評判通りに、すぐ沖をひっきりなしに通過していく大型貨物船と地形の影響で非常に波が汚い。軽排水の隼はスピードはそこそこつくものの、波にバウを叩かれるとすぐにスピードが止まってしまう。
スタート時刻になったものの、風が吹いたりやんだりで安定せず、結局2時間程度風待ちとなる。
予報では、午前中が北風で午後から東~南東で10ノット程度吹いてくるはずだったが、13時を過ぎて運営艇が動き出しても東の風がそよそよと吹いているだけだった。ジェノアはライトをチョイス。
IRCクラスが先にスタートし、僕らは13時25分のスタートに向けてマニューバリングを開始。僕らレースクラスAは全部で48艇、その後のレースクラスBも5分後に50艇近い艇がスタートするため、スタートの運営艇まわりは大混雑になっていた。
風が南東(右側)に振れていく予報と、スタートラインが若干カミ有利だったので、僕らはカミ側でウェイティングする。3分半くらいで、若干早かったかと思いラインに付け直したが、それが失敗だった。
すぐにタックして回ればよかったのだが、スターボードの大型艇が連なっており、大きくかわして後ろに回りこんだが、完全にブランケットに入りこんでしまい、スタートラインにたどり着けないままスタート時刻になってしまった。
TBC、TYCのレースとはやっぱり勝手が違う。やはり空いたポジションから出るべきだったか。
気を取り直してスタートラインを切り、何度か逃げのタックを打った後に
コースの右サイドへと向かう。
同クラスの先頭艇は遥か先を走っているが、やはり右海面に伸ばしている
艇が多いようだ。海面の変な波と潮流の関係か、スターボードに返した際にスピードが全然出ない。
上マークを20番台で回航。今回は変則トライアングルコースなので、結構ゆるい角度でサイドマークを目指す。スピンがあまり大きくない僕らは、順位を落とさないようにバウをマークに向けて慎重に走る。
サイドマークから下マークまでも大きく順位の入れ替わりがなく、あとは最後のクローズのみ。下マークを回航後、また右海面を目指す。
海面を見通してみると、同じレーティングのJ24 についてはかろうじて勝てているが、レーティングが0.02しか変わらないヤマハ26は結構先を走っている。浦安マリーナ選抜チームのツルギ艇も、少し先を走ってるようだ。
レーティングが0.02しか変わらないということは、1時間のレースでも1分ちょっとの差しか許されない。正直22フィートの隼チームには苦しい限りだ。それだけ隼が早いと目をつけられているのだろうか。
結局、最後のクローズで数艇抜いたものの、ヤマハ26艇との差を詰める事ができず、着順20位でフィニッシュ。やはりスタートで出遅れたビハインドが大きかった。ツルギ艇が僕らの3つ前。J24集団には何とか勝ったようだった。
ひとまずお疲れ様でした。なかなか課題のあるレースでした。
マリーナのビジターバースに係留し、明日の回航の準備も済ませて17時から閉会式。120艇規模の大会なので閉会式とパーティの規模もデカイ。
大量の食い物とビールが用意され、表彰ステージまで準備されていた。
僕らは艇で飲み会等ができないので、早めに席を取ってビールで乾杯。
表彰式が始まり、IRCクラスから表彰されていく。僕らは多分入賞はないなーと思って他チームが表彰されるのを眺めてお酒を飲んでいたが、何やら様子がおかしい。
僕らと同レーティングで僕らのすぐ後ろでフィニッシュしたJ24が3位入賞として発表されていた!
これは、ひょっとして!!
そこでなんと隼チームがAクラス準優勝として表彰される。
!!!!!
結構差をつけられていたので、
レーティングって凄いなーなんて思いつつ表彰を受けて
トロフィーと副賞をちゃっかり受け取り、大満足で表彰式を終える。

しかし、そううまくは行かないようで。。。
明日の回航メンバーで金沢八景の宿に移動し、風呂に入って「さぁ飲みに行くぞ!」と思っていると、携帯にオーナーから着信が。レースの運営委員よりオーナーに連絡があったようで、レース結果が間違っており、表彰も無かった事になりそうだと。
配られたレース結果をよくよく見てみると、
スタート時刻が13:25のはずが、当初の予定スタート時刻の11:10のままになっている。レース時間が3倍以上として計算されていたようだ。
そりゃ小型艇が有利になるはずだ。
電卓片手に計算してみると、僕らは準優勝でも何でもなく、12位だということが判明。
皆で肩を落として飲み屋へと向かったのでした。
来年はビッグフリートでのスタートを克服して、きちんと実力で表彰台に立てるようにしたい。
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