DULL-COLORED POP「プルーフ/証明」観劇。素晴らしかったの一言に尽きる。谷さんの演出はもちろん、顕史郎さんのドラマターグとしての働きが大きかったのではないのかな?と推測している。一応、理工学部数学科を何となく卒業した者として、実際に狂人と区別つかない人は何人かいたw
DULL-COLORED POP番外公演「プルーフ/証明」観劇。番外といいながら圧倒的なクオリティ。実は谷君の芝居を観るのは恥ずかしながら初なんだけど、ポップでスピーディ且つソリッドな演出に脱帽。翻訳も彼が手がけてるんだよね。全く大した才能があったもんだ。
しかし、デヴィッド・オーバーンの戯曲はもちろん、また演出もさることながら、とにかく俳優陣がみんなとっても魅力的でした。特に百花亜希ちゃんが凄まじかった。 前からふわりとした空気を纏ったチャーミングな女優さんではあったけど、今回はぎゅっと凝縮された芯みたいなものが感じられて、
役の孕む“脆さ”と、その芯の強さとが同時に存在していて、とにかく彼女の演技には圧倒されっ放しでした。自分が演りたくて、自分で本を選んで、演出と俳優を集めて、制作総指揮を兼ねて、というのが、つまり背負うものへの責任の重さが、彼女にきっとすごい力を与えていたのではないかしら。
長さを全く感じなかった2時間30分。4人の役者さん、みんな素晴らしかった。やはり中田顕史郎さんと、そして百花亜希さんがもうこれ。。こんな演劇がまだまだあるんだな。演劇っていいな。大満足のDULL-COLORED POP『プルーフ/証明』。
谷さん演出DULL-COLORED POP番外公演「プルーフ/証明」。たったひとりで向き合ってきた、そして抱え込んできた相手が、いなくなるということは、喪失、呪縛、解放、そのどれでもあり、どれでもない。父と娘を繋ぐものこそが、彼女を傷つけ、そしてまた守るのだろう。愛の在処の証明。
『プルーフ/証明』、無事全ステージ終了したようで。大阪よりお客様皆様と公演関与者への感謝と愛を。実質ラスト2週間の付き合いだったけど、いろんな意味で記憶に残る作品であった。そして『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』に続いて千秋楽に立ち会えない。悲しい。今日も泣こう。
DULL-COLORED POP番外公演『プルーフ/証明』百花版 無事、幕をとじました。観に来て下さったみなさま、ありがとうございました!そして、座組のみんな、ほんとにありがとうございました!支えてくれたすべての方に、愛と感謝を☆